ほそぼそと数年近くブログをやっているけども、この2ヶ月ほとんど更新できなかったのは初めてだ。仕事が激務を極めて、ブログを更新するという選択肢を意図的に消していた。なんだかとても恥ずかしいことに思えた。書きかけの映画感想があるのだけど、それを年末年始の休みで少しずつ公開していこう。感情の鮮度がアツアツなうちに、文字にしておかないと記憶の奥の方に入ってしまう。凍結する前に書いた方がよいでしょう。
年末になると、今年のよかった映画ベストテンを公開しているのだけど、それもできそうにない。それは、記事にした映画から選ぶというマイルールがあってのことだけども、しっかり話題作は見ている。RRRで興奮し、THE FIRST SLAM DUNKで感涙もしている。ナートゥダンスも、ストンと吸い込まれるスリーポイントシュートも打てないけれど、観ることならお任せあれ。チェンソーマンもいつの間にやら連載に追いつくことに成功した。死にそうになってもエンタメをかけられたら復活する悪魔でありたい。
もちろんM-1も敗者復活戦からしっかりチェックした。私が投票したのは、令和ロマン、ヤーレンズ、ダンビラムーチョだった。自分のTwitterのTLでは、フォローしている人たちが投票した芸人をつぶやいていたけど9割近くが令和ロマンで、色めきだったけども結局2位で、1位との差が12万票差で軽く絶望してしまった。会社でM-1の話をしてきた、そこまでお笑い詳しくない人に、「令和ロマンは来年決勝に行きますよ」と吹聴している。それが私ができる唯一の努めだ。
決勝を見ると審査員から評価される漫才と、視聴者が評価したい(真似したい?MAD化したい?)漫才に微妙に差が出ているのが面白かった。M-1決勝翌週のラヴィットで、実写版8分音符が出てきた瞬間(しかも、浦井さんの妹さんが持っている)は朝からぶち上がった。ヨネダ2000のリズム感の話は一旦今日を持って終わらせよう。
敗者復活、決勝、その後の芸人ラジオをもチェックしている私だから、もちろんM-1決勝体験ライブも配信でチェックした。ハイツ友の会の犬のネタが最高だったし、金属バット、真空ジェシカ、ヨネダ2000が好き勝手やってて、楽しい悪夢を見ているようだった。上戸彩のモノマネをしている加島ちかえさんのクオリティに震えたし、Wikipediaを見たら「夫、城咲仁!?」という事実も衝撃的だった。
配信でいえば、「+90000」も観た。会話劇の中にぶっとんだ設定やネタバラシがあって、悪意を媒介にダウ90000とAマッソが美しく混ざり合っていることに感動した。ダウ90000がどんどん大きくなってきて、世間の評価が正常なことに安堵した。未来を悲観ばかりするのは良くないなと自戒した。