砂ビルジャックレコード

カルチャーの住民になりたい

台湾行ってきたマン(最終日)

最終日。朝6時ぐらいに眠りから覚める。騒がしい音はひとつもなく、時が止まったかのよう。外を見ると、曇っているものの台風は通過したようだ。しっかり二度寝をして、ホテルの朝食バイキングを食べる。何が嬉しいって、ご飯の隣に、豚肉の煮込みの鍋が置いてあって好きなだけ魯肉飯が食べられることだ。少し、脂がしつこいがどうしても魯肉飯が止まらない。

 

苦しいお腹で部屋に戻って、また寝る。(ひたすら寝てるな自分)三度目の目覚めの時にはチェックアウトの時刻も近づいていたので、ホテルを出発し、最後の散策のはじまり。

 

お土産の候補探しも含め、迪化街の市場へ。山盛り盛られた干しエビや、色とりどりのドライフルーツに感じるノスタルジー。昭和の商店街ってこんな感じだったんじゃない?と生まれてもない時代に思いを馳せる。

 

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日本には売ってなさそうなパッションフルーツのアイスバーを頬張る。透き通るような見た目。果汁だけでなく種もそのまま入っているので、食感がとても楽しい。ボリボリ音を立てながら、迪化街を歩く。お土産もある程度入手することができた。

 

前日までの3日間で訪れた中で、一番雰囲気が好きだった西門町へもう一度舞い降りる。陽も射し、蒸し暑くなってきて、脳内でイメージしてた台湾がようやくやってきた。チェーン店と思われるジュースバーでタピオカミルクティーを買う。出来合いのものでなくて、その場でカップに封をしてくれるのがなんだか嬉しい。あの自動密封機、金銭に余裕があれば欲しい。そして、ミルクティーは量多いし甘い。台湾の飲み物はなんでこんなに甘いんだろう。

 

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西門町は屋台も多くて、買い食いしながらブラブラするのも楽しい。大腸包小腸という食べ物に興味を持つ。ホットドッグの台湾バージョンみたいなものなんだけども、外側のいわゆるバンズが、パンでなく、餅米をかためたものであった。きりたんぽでソーセージを挟んだといったら伝わりやすいかもしれない。ボリュームがあってとても美味しかったが、お店の主人がソーセージを挟むときに「SPICY?」と聞かれて、思わず「YES」と言ってしまった。辛いのそんなに強くないのに。盛られた刻み青唐辛子も一緒に食べたら案の定涙が出るくらいの激辛。台湾人のSPICYってえげつない。まだ大量に残ってる手元のタピオカミルクティーを流し込む。激辛を相殺する激甘。だからこんなに甘いのか。文化の背景には理由があるんだなあと勝手に腑に落ちていた。

 

台風の影響は去ったあとも続いていて、本来夕方頃に出発予定だった帰りの便が遅延により夜出発になってしまった。思わず増えた中途半端な滞在時間を埋めるために、ここに行ってきた。

 

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最新観光スポットになった奇跡的な曲がり方をした郵便ポストである。平日の夕方ということもあったのでほとんど人はいなかったが、自分が到着する前にいたカップルがかなりの撮影時間をかけていた。そのあとに自分。セルカ棒も持ってないし、少し後ろめたい気持ちで撮ったのがこの写真。写真を撮り終わって帰ろうとしたらカブに乗った現地のおばちゃんに笑われた。

 

もう台北を遊びつくした気がしたので、余裕を持って松山空港へ。帰りの便はさらに出発時間が遅れて、日本に帰ってきた時には24時ギリギリであった。帰ってこれただけで満足という具合だった。

  

1日ずつ撮った写真などを見て、自分の旅を振り返ってみたけれど濃厚に過ごしたなあと思う。取り戻したいつもの生活サイクルのなかで、あの不思議な活気が味わえないのが寂しい。きっとまた行くんだろうな。今度はずっと晴れますように!

 

過去のやつ

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