砂ビルジャックレコード

カルチャーの住民になりたい

なんかいろいろ(ずっと正月とか二掛六とか)

ダウ90000の第3回公演「ずっと正月」を観に行った。とにかく最高で笑いっぱなしの90分間だった。1回目、2回目の公演を観に行かなかったことを後悔すると同時に、この先にどんどんチケットが取れなくなるであろうダウ90000の公演をこの箱の規模感で見れたということを、いつかマウントの切り札にしてやろうと思っている。

 

「ずっと正月」は1月下旬〜2月上旬頃の話だ。商業施設のショーケースが正月モチーフのままから変わっていないという違和感から物語が始まる。舞台に大きくそびえるショーケースが印象的だ、このショーケースの中と外で物語が展開されていく。ショーケースの展示を劇中にリニューアルしつつ、その小道具が笑いのアイテムになる。ショーケースは引き戸になっているので、引き戸を使った登場ボケもいちいち面白い。8人が入れ替わりながらシームレスに話がつながっているのも末恐ろしい。ひとりひとりのキャラ描写も圧巻だ。身近にいそうなんだけど、ちょっとずれている人たちの自意識がぶつかり合っていく。ちなみに私は電車でアウトレットに行ったことがあります。

 

「ずっと正月」の最後に流れるホフディランの『恋はいつも幻のように』が心に入り込んでいく。帰りの電車でもう1回再生した。いい曲だよなあ。


www.youtube.com

 

家に帰って、主宰の蓮見さんのnoteをチェックして、第2回公演の台本を購入する。岸田戯曲賞の候補にもなった台本を読んで、ますます第2回をチェックできなかった自分を悔いる。

 

 

サスペンダーズの6ヶ月連続ツーマンライブ「二掛六」の第5回にも行った。基本的に平日夜にやっている公演だったので、なかなか行けず、アーカイブ配信でチェックしていたのだけど、ようやく都合がついてユーロライブに足を運ぶことができた。ユーロライブの壁にダウ90000の「旅館じゃないんだからさ」のサイン付きポスターが貼ってあって、悔しさを思い出す。

 

毎回ツーマン相手を変えているが、今回のサスペンダーズのツーマン相手はラブレターズ。このライブの数日前にラブレターズの塚本さんがゴッドタンのドラエグのインフォマーシャルで結婚発表というクレイジーなご報告をかましている直後での出演だった。

 

サスペンダーズの新ネタも最高だった。ゲームセンターのバイトのネタが個人的に好きだった。弱者を自覚した人物が、その鬱憤の晴らし方がわからず暴走する展開はやっぱりパンクだ。そしてどこか心がやさしくなれるのはなんでだろう。(そして、サスペンダーズ関連で何回タイマーズの『デイ・ドリーム・ビリーバー』を聞いたのだろう)

 

ラブレターズのラブホテルのネタも、とてつもなく面白かったなあ。ラブレターズのネタで一番好きかもしれない。きっと設定上キングオブコントには持っていけないのだろうけど、そういう放送コードやコンプライアンスが緩い賞レース(ネタギリッシュNIGHTとか)で優勝が狙えるのではないか。まだ2回ぐらいしか、このネタを披露していないみたいなので、「ラブレターズのラブホテルのネタ面白いよね〜」で共感できる人を増やしていきたい。だからみんなライブへ行こう。