砂ビルジャックレコード

カルチャーの住民になりたい

なんかいろいろ(12月に見たものとかポッキーとか)

12月も色々とエンタメを摂取したのに、全然アウトプットできなかったので、ここでしっかり書き残したい。

 

見たものの感想の前に、期間限定で売っていたポッキー 冬のきらめきがめちゃくちゃ美味しかったことはとにかくお伝えしたい。焦がしバターとキャラメルの甘じょっぱい感じがたまらない。お供のミルクティーがぐんぐん進んであっという間に一箱開けてしまった。ポッキーを食べているのに脳内のBGMがガラッと冬になる。頭の中にカズンの『冬のファンタジー』が流れるほど冬うまいお菓子は初めてかもしれない。

 

冬のファンタジー

冬のファンタジー

  • カズン
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

ドキュメンタル10を見た。チャンピオンのみが出ることができるグランドチャンピオン大会。今までのドキュメンタルで感じていた面白い!という感情よりもすげえなあ!という感情のほうが勝った気がした。これまでのドキュメンタルが最高な人が優勝であったのに対し、ドキュメンタルのグラチャン大会は最強が求められる競技のようなゲームになってしまったというか。みんな、あの空間で笑わせるスキルを持っているのは当たり前で、以下に笑わないメンタルで過ごせるかというような方へ進化したようだ。小学校低学年の時に、にらめっこで全く笑わないやつのことを嫌いになったことを思い出す。

 

最近、何故かAmazonがドキュメンタルを「笑わせ合いバラエティ」なんて言っているけど、「笑わせ合い」とも「バラエティ」ともフィットしているようでフィットしていない言葉なのですごくもやもやしている。

 

「明日のたりないふたり」の映画館ビューイングも行って来た。笑い声もあり、少し涙をすする声も聞こえてきて、この空間が本当に幸せだった。話題になった配信終了後の衝撃的な瞬間も映像で記録されており、人の感情を揺さぶることを職業にしている人たちの命の燃やし方、削り方の凄さを体感した。2021年5月31日に起こった出来事から公開までの約半年間に山ちゃん、若さん、そしてサプライズで登場したcreepy nutsが日本のエンタメ界を席巻したのは言うまでもない。その活躍がハイライトで流れるのだがBGMがcreepyの『のびしろ』なのが本当にずるい。

 

たりないふたりが完結したあとに『のびしろ』を聞くと、この曲が一気にガラッと変わる。「たりない」ことが「欠落」「欠陥」というネガティブな言葉だったのに、この10年で「未熟」というポジティブな意味合いを持つ言葉に変化していった。『たりないふたり』では同年代と比べ、彼らがすでに持っている社会性の欠落を自虐的に表現していたのに、『のびしろ』では人どころかスカイツリーや東京タワーと自分を比べているのだ!この視点はほんとうに痛快だ。「たりない」=「のびしろ」があるという考えはこれから生きていく上での救いになる。

 

オークラさんの『自意識とコメディの日々』も2000年代からお笑いにどっぷりハマっていった自分にとってはたまらない追体験だった。関東お笑いの怪物が生まれる夜明け前のドラマをオークラさんの目線で描いているけども、ちょこちょこラジオで聞いた話が現れてくるのがなんだか嬉しい。この前に見た『ボクたちはみんな大人になれなかった』も空気感がすごい好みだったし、最近、90年代に20代だった人々の青春回顧系の物語が好きになっているかも。年をとってきたのだろうか。