アーティストの皆様、今年も素敵な音楽を作ってくれて感謝感謝でございます。個人的にお耳の恋人になった曲をまとめたかったので書かせてくださいよ、お願いします。俺の心のベスト10。
10位:Kiss Me/lyrical school
リリスクちゃんは、今年出したアルバム「guidebook」の世界観の立体性もすさまじくて、良盤だったんだけども、なんだか落とし込めず。それより私の中でゴリゴリのリピートしたのは、シングルとして発売された「サマーファンデーション」のカップリングの「Kiss Me」だ。憎めない肉食系シティボーイ目線の歌詞をかわいい女の子が歌うってだけでもうたまらないですよこれ。特に大部さんのパート!ああ大部さん、好きです。Twitterでこう言うとエゴサでバレるのでブログで愛を伝える気持ち悪さは持っている。
9位:恋/星野源
星野 源 - 恋 【MUSIC VIDEO & 特典DVD予告編】
星野ムカつく。そしてここ2年ぐらいで好きなタイプを星野源と答えている女子も許せねえ。そういう童貞臭漂う系が好きな世の女の子を才能で独り占めする星野がやっぱり許せない。でも「恋」には抗えない。雁字搦めだ。
これ、まったくの主観なのですがイントロの部分って、YMOの「firecracker」のエッセンス入ってるような気がしているのは私だけですかね?星野さん、合っていたら連絡ください。あと女の子紹介してください。
8位:KMTR645 feat.ネコカミノカマタリ/レキシ
レキシ - 「KMTR645 feat. ネコカミノカマタリ」 Music Video+メイキング
「アフロの変」を毎週欠かさず見てたBOYとして、池ちゃんのライブを一回も見ていないことは恥ずべきことです。。。しかし、KMTR645でのネコカミもといキュウソと池ちゃんのバランスが絶妙!歌詞の韻の踏み方も芸術的で、この1年のうち1ヶ月ぐらいの朝は「カマ♪タリ♪カマ♪タリ♪」って口ずさんでいたのですよ。そしてこの曲が収録されている「Vキシ」の次のタイトルが気になるばかりです。「レキシックス」とかだとネゴシックスっぽいしなあ。。。
7位:夜にダンス/フレンズ
暇な時間があると、YouTubeで新たな音楽をdigっちゃうのだが、その中で見つけた曲の中で、今年一番私の心を貫いたのがこの曲。夜の街があっという間にきらめき出すような曲に弱いのです。ええ。この曲と出会えて、夜に本気でも、本気じゃなくてもダンスで悦に入るマインドを身につけた私は朝が来るまで無敵だ。
6位:100%未来 feat.三浦直之(ロロ)/Enjoy Music Club
私みたいに、ポップカルチャーをもぐもぐして生きながらえている人にはたまらない曲であります。歌詞もきゅんきゅんで、等身大の若者(ぼくたちと錯覚できる!)を描いた恋愛ドラマのようだ。「未来はいつも100%楽しいから」って呪文のように唱えたくなるフレーズ。ああ、俺だってゴッドタンのCM中に女の子とキスしてみたいよ。ダンプ松本が丸藤に迫るCMの途中に。
5位:Vampire/Awesome City Club
Awesome City Club – Vampire (Lyric Video)
吸血鬼をテーマにした曲というのはこの世にいくつか存在するけども、吸血鬼に噛まれる側(=待ち焦がれ人)という視点だけで一本取られました。この、受動的な恋愛観を肯定する歌詞がとてもキュートなのです。そして、シンセサイザーが鳴り響くイントロのあとに続く「とろり」というフレーズのチョイス。この3文字で一気に世界に引き込まれてしまう。毎年、着実に新たな一面を見せてくれるバンドでございますよ。
4位:すばやくなりたい/ユニコーン
疾走感とタフな民生先生の歌声であっという間の3分間。ユニコーン版の「マシマロ」というような言われ方があるけども、本文と関係ある時点で別物だこれは!MVと歌詞、さらに“おっさんバンド”というストーリー性も交じった緻密な一曲だと思うのです。「すばやくなりたい すばやくなくなりたくはない」あたりの言葉遊びはやっぱりOT。“老い”までも、加速ブースターとして利用してしまうというようなおっさんになりたいなあ。
3位:マホロバケーション/ももいろクローバーZ
ももクロちゃんのアルバム同時発売もシビレましてん。輪廻転生というテーマを2枚で表現するのがまたニクいっすよ。清竜人師匠が提供している「イマジネーション」、「デモンストレーション」の2曲も素晴らしいけども、やっぱり「マホロバケーション」のサビ後半の加速度!体が無条件に動かされてしまう。ももクロちゃん最高かよ。
この人たちも進化が止まらない。一体どこまで行ってしまうのでしょう。。。幕張メッセまでライブも観に行きましたが、異世界に訪れてしまったようで放心状態になってしまったのですよ。アルバムも名盤すぎて、影響されて「Cosmic Explorer」で連作を作ってしまった。
しかし、FLASHが主題歌となった「ちはやふる」を見逃したのです。今年の大きな後悔のひとつ。。。
1位:2時間だけのバカンス featuring 椎名林檎/宇多田ヒカル
今年は、宇多田ヒカルが復活しただけで、しかも、椎名林檎とコラボするという時点で、いい年だった!と言えるのではないでしょうか。月並みな言葉ですが、この曲をリアルタイムに聞けて本当に幸せ者である。みんな幸せ者だ!!2000年代のJ-POPがギュッと凝縮されたこの曲をめぐって物好きたちは、何度、日が昇っても語れることができるのですよ。
来年も素敵な音楽に出会えますように。