このブログ開始時に「ナタリー」っぽいことと、「東スポ」っぽいことが好きと言ってたのに、ほとんどナタリー寄りになってたので、たまには「東スポ」っぽいことを。
2015年1月4日 東京ドームにて行われた
新日本プロレス1番のビッグマッチ 「WRESTLE KINGDOM 9」に行ってきたのであります。
大体8月に行われるG1の結果が決まり次第、このWKに向けて自分の中でそわそわしだし、やっとこの日が来たことでテンションがだだ漏れ。
東京ドーム周辺は、妖怪ウォッチ大好き親子連れ、ウルトラマン大好き親子連れ、プヲタ、競馬大好きおじさんでごちゃごちゃ。CHAOS!
このテンションだだ漏れのままとにかく興奮したことをただひたすら漏らしますね!
まずダークマッチの時間差ロイヤルランボー。
いわゆる、所属選手で試合を組まれなかった人たちの寄せ鍋的なものかと思ったら全然違うのなんの。レジェンド登場で大興奮。
ワルキューレの騎行やヤンキーステーションが2015年の東京ドームで鳴り響く奇跡。
ザ・グレートカブキ入場テーマ MonkeyFlipLIVE - YouTube
入場曲のイントロだけで、興奮できるって本当プロレス知ってよかったなあと思うひとつの事例。
そしてカブキ先生のヌンチャクパフォーマンスで熱狂の渦に。
新春からカブキさんの毒霧で厄払いという贅沢 #wk9
— Takano (@nigaiChocolate) 2015, 1月 4
そして毒霧が反則になり即失格になるカブキさん最高。
第4試合のみのるvs桜庭もヒリヒリ感満載。
自分の席から最大ズームで撮ったみのるさん。
白みのるだああああああで大興奮。最後に白くなったのはいつだろう?武藤戦?と
自分の記憶を旅しながら、自分の記憶に無いUの時代に思いを馳せる。
最後はUのテーマで終結。思春期にこの曲がかかりまくってる人生でも悪くないなあ
同級生タッグの奪還は、ずっと待ち望んでいたこと。初挑戦から9ヶ月。序盤の誤爆がありながらも、ようやくようやくこの二人に大きな勲章が。ウルウル。
かつてこんなにあぐらがかっこいいタッグチームがあっただろうか。
自分の中では、柴田は超大型外国人が苦手というイメージがあったんだけど、
今日、ギャローズからとったのは本当気持ちよかったなあ。
次の挑戦者も楽しみ。リマッチ?内藤と誰か?タッグリーグで負けた第3世代?
誰が来てもニヤニヤしてしまう。
ラスト2試合は明らかに違う圏に突入してた。
中邑vs飯伏、覚醒人同士の戦いはマッチをつけるかのように顔面を擦り合い蹴り合い。
Yeaoh!!の王の降臨。
試合終盤の飯伏のロープ上での投技はなんと表現したらいいかわからないけど今まで観たことがなかったのは確か。それを受ける中邑の受け身もさすが。
一番ぶちあがったのは飯伏のボマイェ。永遠のプロレス求道者・飯伏幸太にはどこか「掟破り」が似合うんだ。なんか、闘いながら相手の技やスタイルを吸収してるんじゃないかという想像以上の成長速度を期待してしまう。
しなやかにぐねってからの突き刺さる膝。かっこよかったなあ。
この壮絶な試合のあとのIWGP戦。また、違った試合展開で感動した。
煽りVで、下火の時から新日を支えてきた棚橋を紹介されると、本当ウルウルする。もうこれだけでお腹いっぱい。破裂間近。
試合は消耗戦。ハイフライフローもレインメーカーの必殺技も2.9止まり。お互いの引き出しがなくなってくる。こうするとプロレス観戦者としては、手持ちのカード(技)に何が残ってるか頭の中に入れながら戦況を見守ると思う。
終盤は確実に、オカダが有利だった。ツームストンもまだ決まっていないし、20分経過後のドロップキック。この基本技を最後の最後までおいておけるのがすごい。このドロップキックでオカダ勝ったと思ったんだけどなあ。
最後はオカダの足をロープに絡めてからのハイフライフローからの旋回ハイフライフローで棚橋防衛。
シンプルな技こそ見せ方が何通りもあるんだなあと奥深さを実感した。
そのあとのオカダの涙も心打たれた。今年の主役は(も)オカダになるんじゃないかな。確実にあの涙で東京ドームの観衆はオカダに感情移入できるようになった。越えても越えても立ちはだかる壁。愛は偉大なほどにしつこい。
今年も興奮する試合、泣ける試合、哲学に耽りたくなる試合に出会えるのが楽しみ。