『ゼロの未来』観たマン

『ゼロの未来』を観た。

 


映画『ゼロの未来』予告編 - YouTube

 

12モンキーズ』しか見ていないのだが、テリー・ギリアム作品は好きなのである。おそらく。こんなことを言ってしまっては本物のファンの方にどやされるのはわかっているんだけど、きっと好きなのだ。他の作品も観ますから、ちょうど公開された『ゼロの未来』について書かせてください。

 

まず、圧倒されるのが街の景観。『ブレードランナー』的な荒廃的な街の外観が好きな自分にとっては、情報量過多の街中はシビれるのだ。一度でいいからこの街を散歩したい。最悪ストリートビューでもいい。

 

勝手に、近未来的街並みに必要な4大要素というのを設定している。(ブレードランナーの影響大だが)「雨」「夜」「ネオン(もしくは強い光)」「高層建築物」の4つだ。ただ、この『ゼロの未来』の冒頭の町並みは「ネオン」「高層建築物」の2つは存在しているが、曇りの昼頃なのである。これが、雨降る夜だったらと思うと唾液が止まらない。雨が降ったら、軒下の屋台に駆け込んで、店の大将と軽く言い合いした後、うどんを頼むのだ。

 

こんな近未来な話で壮大に感じるんだけども、結局言いたいことはすごい身近にある気がする。 例えば、予告編の動画でも、ちらっとでてきたけど禁止の標識。×状に並べたのが個人的にツボだったんだけど、カメラ禁止、自転車禁止だけでなくスマイル禁止もある。そう、現在はダメよダメよの世界になりつつある。

 

「絶対ダメ」「どちらかというとダメ」「ダメではないと思うけどダメという人もいると思うので安全策をとってダメ」「まあなんとなくダメじゃない?」がすべて「ダメ」というカテゴリーになってしまったんじゃないか。自分の行動に足並みどころか靴の種類、靴のサイズまで揃えるように意識しだしたのはいつからなんだろうか。「ダメ」と抑圧され、管理され、いつのまにか人間味が失われていく。

 

だから、どうかギリアム好きのみなさん、『未来世紀ブラジル』観てないなんてダメだ!なんて言わないでください。近々観ます。観させていただきます。