10年ぶりに『Mommy/マミー』観たマン
10年ぶりに『Mommy/マミー』を観た。
グザヴィエ・ドラン監督の名作が劇場公開からちょうど10周年ということで映画館で再び上映されているとの情報を聞きつけてすぐに時間を確保して行った。ドランの新作を待ち望んでいるけど、少し前に監督引退宣言をしたというニュースを見た。ドラン作品はしばらくスクリーンで見れないのかなあと心の片隅に悲しさを抱えながら生きていた私にとって幸せな時間であった。
『Mommy』で最も象徴的なシーンといえば、Oasisの「Wonderwall」が流れるあの場面だろう。作中の人物も、観客の私たちにも希望を与えてくれるあのシーンでもっとこの曲を好きになった。この10年間にも、リアム・ギャラガーの「Wonderwall」を生で聴くことができた。(Oasisの日本公演のチケットは取れていないけど)なんなら、ニューヨーク嶋佐がOasisの生熱唱に立ち会えた。
10年による記憶の欠如はすさまじいもので、大元のストーリーは覚えていたけど、場面場面については「こんな感じだったっけ」という瞬間がいくつかあった。スティーブとダイアンの生きづらさも、リモートが当たり前になってきた現代だったらもう少し和らいだ暮らしができたのかなあと少し胸が痛くなる瞬間もあった。そりゃ10年経てばさすがに世の中は進むのだけど。一方で、プリンターで印刷されるスティーブ、ダイアン、カイラの自撮りは現代から見てとても羨ましく見えた。最近、写真印刷してないなあ。
せっかくだからまた10年後に『Mommy』を見ようと思う。だからこの記事に辿り着いたあなたへ、10年後にまたここにきてくれ。