『ONE PIECE FILM GOLD』を観た。
ONE PIECE大好きおじさんとして、新作映画の公開を今か今かと楽しみにしていましたよ、ええ。最近の連載だと離れ離れになっていることが多く、麦わらの一味が勢揃いしているのはむしろ貴重となっているのが面白い。やっぱりこのメンバーがしっくりくるね。
今回の敵はカジノ王。GOLDを自由自在に操る男、ギルド・テゾーロ。私が頭の中で思い描いていた能力がやっと出てきてニヤニヤしてます。そういえば、触れたもの全部を金にするといえば、バダ・ハリだったけど。元気かな?
注目すべきは今回のゲスト声優の量(!)もう渋滞を起こしているほど、てんこ盛り。え、もうそれが声優なのか、タレントなのかわからないよ!その中でメイン級のキャラの声を吹き込んだ満島ひかりがとても良い。ハスキーボイスに魅力を覚える。マジで「ええ」というセリフが日本一美しい人間ではないだろうか。トットてれびしかり。ええ。
そして、アニメなのにカメオ出演があるというのがワンピースならでは。もう彼らの世界がおもいっきし広がっているが故に出来るのだろう。私はあるシーンであの“エロエロ”野郎を見つけたのだけども、他にもいるみたいで、エンドロールやTwitterでの感想を見ると、だいぶ見逃したみたいだ。情報量が多すぎて大変ですよ。ええ。
「ネタバレを含むので鑑賞後に御覧ください」との注意書きがある、特典の777巻もしっかり熟読。絵コンテの他にテゾーロの設定が事細かに書かれているのだが、それがそれがとても切ない。テゾーロがなぜ、あのような人間になったのか、生い立ちから「ある悲劇」まで、読めば読むほど胸が苦しくなる。ただ劇場版ということもあって本編ではある程度のことしか触れられていない。もういっそ4時間、5時間レベルの映画でも構わないのでやってくださいよ東映さん!GOLDは出しますから。