短歌の目 6月に参加させていただきます。よろしくお願いします。売れたいです。
今回の題詠ですが、『つめたいやつら』というタイトルでくくってみました。ジメジメする梅雨に嫌気が差しているなら、つめたさを求めるのも悪くないと思います。
題詠5首
1. クリーム
笑わない王女の部屋へ行くためのソフトクリーム螺旋階段
2. 溝
目が覚めて側溝に嵌まっちまってたらその日からもう思考はしない
3. 万緑
万緑の項を開けば草田男で おまえの名前も緑色かよ
4. 雨
雨雲の間をかきわけじゃじゃじゃーんみたいなやつは下水になれよ
5. きみ
インドでのカレーの定義語るきみ無視して満たすサービスエリア
テーマ詠「衣服」
このシャツの袖の長さがわからない 数字にできるかそもそも袖か
以上です。つめたさを感じてくれたら幸いです。ありがとうございました。