砂ビルジャックレコード

カルチャーの住民になりたい

なんかいろいろ(ドキュメンタルとかACCとかMETROCKとか)

うーん、書きたいことが多いのだけれども、それを発散する時間が少なくなっていて、かつ、ボキャブラリーも少しずつ消えていくような気がしてもやもやしているここ最近でございます。インプットとアウトプットのバランスが悪いのだろうか。5月が足りない。まずは、九州旅行の完結をさせたい。あとは映画と漫画についてもこそこそと書きたいと思っています。短歌も生産しなければ。まずは人前に出ることが大事。

 

 

ドキュメンタルシーズン2が気づいていたら終わってしまった。画面の中で笑いながらも、片隅で考える「笑わせる」ということ。最終話の1vs1はノーガードの打ち合いで興奮した。KO勝ちで優勝したらかっこいいもんなあ。今シーズンでは、何故か参加していない芸人がジョーカー的活躍をするのがすさまじかった。内輪受けとフィジカルな笑いがやっぱり強いんだなあ。シーズン1でもそうだったが、5、6人くらいに人数が減ったあたりで、ようやく部屋がひとつにまとまりだしてからの展開がいちばん好きです。

 

しかし、ドキュメンタルも終わり、有田と週刊プロレスと、ぶらり路上プロレスも終わって私は何を楽しみにすればいいのだろうか。。。と、嘆きつつあった私に朗報。

natalie.mu

「うちの親は大丈夫!母ちゃんオレオレ詐欺選手権」ってタイトルからして楽しみでしょ!

 

 

しかし、ゲストではなくて、ゲストのお友達枠での出演。(そしてゲストが誰だかわからない)ロケをしてて、なぜか高速道路上で、森泉と一緒にこたつに入っていました。

 

 

赤坂BLITZにて、Awesome City Clubのツアーファイナルへ。どの曲も個性的でかっこいいんだよなあ。あくまでマイペースで曲を披露するという空気感も心地よい。PORINさんの「踊らせてあげる」という煽りは永遠に鼓膜に残ることになりました。好きです。

 

私はVampireという曲が好きで、おそらく初めてライブで聴いたんだけども、


Awesome City Club – Vampire (Lyric Video)

重低音が音源以上にバキバキに響いて、今までこの曲から感じた世界と違うものを見た気がした。Vampireを待つ女性の心を描いたファンタジーな雰囲気が、重低音が際立つことにより、そもそも“Vampire”という言葉が持つダークなイメージが強調されている。怪しくて、それでも綺羅びやかな夜の部屋が頭の中に浮かび上がる。

 

一緒にぐるんぐるん回りたい。 

 

 

ACCのライブの2日後には、METROCKへ行ってきた。

 

キュウソ、夜ダン、サカナ、おさちなどを見るつもりで取ったのだが、追加発表の関ジャニ∞というサプライズがあった。本当にチケットを抑えていた昔の自分の頭をワシャワシャとなでてやりたい。

 

 

端的に言えば最高でした。ズッコケ男道をバンドVer.ではじめるという明らかな対フェス仕様で、いきなりテンションが最高潮に。約1万人がスタンディングでブンブン!とやっている姿に、なんだか感動してしまった(私はジャニオタではない)。

 

きっとストロングスタイルなモードで演るんだろうなあと思って観ていたが、丸山くんがベースソロのタイミングを間違えるご愛嬌。そして、そのミスをしっかり笑いに還元するアドリブに感嘆。二枚目も三枚目の役割も抑えられたら、叶いっこないよ。改めてアイドルってとんでもない人たちだ。

 

 

博多・長崎たびの記録7

記憶が薄れる中でなんとか最後までやり遂げたいと思います。

 

福岡で滞在していたホテルをチェックアウトし、博多駅から電車で一路長崎へ。駅からは路面電車でことことと移動。路面電車と言いながらもシステムがバスと一緒なのがなんだか好きだ。

 

長崎での拠点は海側のホテルだ。路面電車を最寄りで降りて広がる海の向こうには、長崎世界遺産ジャイアンカンチレバークレーンが見えるではないか!(この日のために予習をしてきたのだ!)テンションがぐぐっとあがったままでチェックインを済ます。

 

大きい荷物を置いて早速、長崎の市街を現地調査。市電の線路を頼りにあてもなく進んでいけば、いつの間にか中華街に到着していた。しかし、長崎の方には残念なお知らせですが、私は横浜育ちの人間である。声を大にして言いたい。こんなん中華街じゃねえ!中華区だ!ちゃんぽんちゃんぽん角煮まん角煮まん。もっと粥とか置けよ!横浜から甘栗屋大量に送り込んで戦わせてみたい。手前味噌ながら横浜の圧勝でした。あ、でも角煮まんじゅうちゃんかわいかった。

 

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長崎の一食目は茶碗蒸しにしようと決めていた。好きな食べ物マイベスト10のうちに茶碗蒸しがランクインするのだが、その有名店が長崎にあるという情報を掴んでいた。「吉宗」というお店だ。ひとりでは入りづらい老舗な外観にたじろぎながらも、おそるおそる入店して、茶碗蒸しと蒸し寿司のセットを注文する。

 

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丼いっぱいにぷるんぷるんしている茶碗蒸しに、私の頬は緩みっぱなしであった。味も上品で、一気に食べすぎないように、少しずつ少しずつ匙にのせて、その喉越しを楽しんだ。これで立派に茶碗蒸しを語れる男になった。またひとつ大人に近づいた私であった。

 

 

博多・長崎たびの記録6

だらだらすいません。

 

 

この素敵な情報を手に入れた私は、博多のクラブへ行くことを決意した。食で幸せに満ち満ちた私は、隆を見たい!という欲望とともに、博多美人と出会いたいという新たな目標に狙いを定め、東京でもめったに行かないクラブへと足を踏み入れたのだ。

 

外国かよ!と思うほどのセキュリティをくぐり抜け、そこから先は夜の社交場。セックスオンザビーチが流れるし、オースティーン・マホーンも流れる。確かに35億言っとけばウケるもんねえみたいな分析をしながら視線は綺麗なひとたちから離れない。

 

ざんねんなことに、この年にもなってまだ人見知りが抜け切れていない私は、突破口のあけ方がわからない。(クラブへ潜入しただけでも褒めてほしいくらいだ!)僕の目の前では、このクラブの常連である男女たちが談笑している。うらやましい。私は手元のジン・バックをちびちび飲みながら見つめることしか出来ない。

 

ただの棒立ちの私を救ってくれたのは、ポップスターだった。おれの、おれの藤井隆のショータイムが始まったのだ。いきなりナンダカンダでダンスフロアがきらめき出す。わたしの目玉もあっという間にディスコボールだ。藤井隆には、discOballという曲があって、そのクラブでもやってくれたのだが、ぼくが口ずさんでいると隆が笑顔で僕を指差したのだ!!私のもやもやした何かが一気に吹き飛んだ。そこからこのフロアにいることの孤独感がぱぱっと消えた。

 

踊る隆につられて、ぼくも黙々と踊る。孤独というより自分と隆の1on1。ライブの最後の曲はディスコの神様。ひたすら楽しく踊り歌う神様を前にしてテンションが青天井。気づけば、キャバ嬢っぽい人とディスコの神様のサビをシングアロングしていた。キャバクラなんて行ったことないのに。自分でも知らない世界が開いた。すげえよ神様。

 

隆のライブの高揚感を維持したままクラブをあとにする。黒人のセキュリティに手を降ってエレベーターで下る。とても静かな中洲の街並みだからか、心地よい耳鳴りをしばらく楽しみながらホテルへと帰った。

 

 

翌朝、クラブ疲れで遅めの起床。だらだらしていたらチェックアウトの時刻が近づいてきて、急いで荷物をまとめる。

 

 

博多駅でお弁当を買って、電車に乗り込む。もう1泊博多にいても良かったなあと、名残惜しい気持ちもありながら、電車は長崎へと走り出した。