砂ビルジャックレコード

カルチャーの住民になりたい

なんかいろいろ(最近ハマったゲームとかダウ90000とか)

生産性のない暮らしが続いていて、滅入っている。特に仕事の面で「あ〜心がやられているなあ」という初めての感覚である。食べ物だったりエンタメだったり刺激を入れても、その刺激は長持ちせず、シンプル労働に吸収されていく。目下の目標はこの迷宮から抜け出すことだったりする。

 

ゲームにハマってしまい、生産性のない暮らしに拍車をかけている面。「シヴィライゼーション」という戦略ゲームだ。自分が世界史の偉人の一人となって、他のCPUと競争しながら世界制覇を狙うというゲームだ。なんてったって人類史の創始から始まるので、1ゲーム1週間ぐらいかかってしまう。可処分時間をすべて突っ込むほどハマっちまってるのだ。そういえばしいたけ占いの6月の運気に「なにかにドハマリする」と書かれていたのを思い出す。操られている。

 

自分の国の領土や科学技術、政治体制の発展を進める。生産性のない暮らしをしている割には、ゲームの中の生産性は重要視している。農場を開き、鉱山から鉄を取り、市場も作ってと、伸びしろしかない国を育てるのは楽しい。

 

ときには他国と戦争するのだけども、戦争を選択するときに躊躇する自分がいる。せっかく大事に育てた兵士がCPUの兵士に囲まれてボコボコにされ、消えてしまう瞬間がやるせない。しかも消えてしまう瞬間に「デケデーン!」とだいぶ大きなアラートが鳴るのが心に来る。戦争よくないね。いのちをだいじに生きていこう。

 

世界制覇=ゲームの勝利には色々パターンがある。武力制圧だったり、宗教制圧だったり。そのなかに文化的制圧というのがあるのだけど、これで初勝利をもぎとった。ゲームの後半でロックバンドの駒が登場するのだけど、こいつを敵国に忍ばせて、ライブを開きまくったら勝利してしまった。ランダムでバンド名がつくのだが、自国の「アトミックカナル」が勝利に貢献してくれました。音楽の力ってすげー。「アトミックカナル」は自分の中では、4ピースでちょっとテクノぽい感じが人気というイメージです。あなたの「アトミックカナル」像も教えて下さい。

 

最近の楽しかったことはダウ90000の単独ライブ「10000」に行けたことだ。約1時間の公演で行われた新作6本どれもがめちゃくちゃおもしろかった。しかも6本とも角度の違うコントである。蓮見さんすげーって今年で何回思っているのだろう。すべてのコントのタイトルが二字熟語で揃えられているのも洒落ていた。

 

自分が好きだったのは「今更」という、よくありそうな男女の仲を悪意を持って切り取ったネタ。自分は男女の仲有りだと思っている人なので、非常に心を抉られながらもその偏見がクセになる。女2男1のグループの男役である園田さんの負け演技が最高すぎて、一気に虜になってしまった。守ってきたコミュニティに手を加えられてしまった男の悲哀に同情しつつも笑いの感情が上回るのがなんだか不思議な感覚だった。

 

ここ最近、意中の人にフラレたのだけども、その断りのセリフが「ごめんなさいかも〜」だった。すごくヘラヘラしていた。言われた自分もショックなのだったけど、不思議とヘラヘラしていた。いっそフラれるなら、お互いヘラヘラするぐらいの言い方が楽だなと思った。「格好悪い」意外のフラれ方を知った夜だった。