なんかいろいろ更新しないままにもう2月になってしまった。立春も過ぎてしまった。TwitterとInstagramをひたすら眺めていたら1ヶ月経ってしまった。タイムフライズ。
東京を真っ白にしたあの雪も溶けてしまった。いつになく積もる雪が想像したとおりの雪だったので、うきうきして夜の公園まで遠出してしまった。買ったばかりの写ルンです(流行に乗ったのは遅いと自負しています)を片手にパシャパシャ遊んでいたらあっという間に撮りきってしまった。こういう非日常的な日常を写すためにアナログカメラをあえて選択するという現代人にしか出来ない贅沢な遊びに大満足。まだまだ雪で喜べる年です。写ルンですは現像中。はやく出来ないか楽しみなのであります。
こんな都会の雪夜の帰り道にイヤホンから流れてくるJUDY AND MARY最高かよ
— Takanori Takano (@nigaiChocolate) 2018年1月22日
とはいえ、大雪の翌日、玄関から出て8歩目で転びました。アイスバーン具合を探っていたら見事に足をとられてしまった。自己最短更新の事故。サスケで例えるなら最初の飛び石で落ちているのでオンエアされていませんね。
『おやすみカラスまた来てね』の2巻に胸をえぐりとられそうになる。
童貞感を醸し出す我々の天敵・3Bのうちのひとつ、バーテンダーに共感しないと思っていたら、バーテンダーも童貞と同じ人間だったんだ。弱い人間たちの恋愛を弱いままに描いていてありがとう。
ポスターを観て少し気になっていた「テロ」という舞台も観にいった。
法廷を舞台にした劇で、延々と裁判が続くだけであるが、判決を決めるのは観客というところが面白い。第4の壁は取り壊され我々も参加者の一人となる。テロにあって旅客機が7万人がいるサッカースタジアムへ突っ込もうとするときに、ひとりの空軍パイロットがその旅客機を撃墜する。約100人の命を犠牲にした、その行為は果たしい正しいものであったのかどうか。トロッコのジレンマを現代的に置き換えたストーリーも緻密であったし、我々も正確な判断を下せばならないと一言一句、出演者の供述に耳を傾ける。ちなみに、私が行った回は「無罪」であった。なんだかふと気が抜けた。観劇だけでないプラスアルファの経験値が溜まったようだ。
今シーズンはドラマの満足度が高いと聞くのだけれど全然見れていない自分を呪いたい。かろうじて今日現在、放映全話をチェックできているのはTVKでやっている『また来てマチ子の、恋はもうたくさんよ』だけだ。シベリア少女鉄道の土屋亮一氏が脚本を担当しているということもあるのだが、これが面白い。
1話ではコメディタッチのホームドラマ。2話も同様の展開が続くので、なんとなく受けてはこのドラマの外枠をイメージしだすが、それがミスリードであった。3話目から、登場人物も気づき出す。これは繰り返されていると。「ホームドラマ」という永遠の日常に「タイムループ」というSF的劇薬をふっかけたことで、ハチャメチャなドラマとなるのだ。正直、イッキ見しないとわからない箇所もあるので、毎週放送するのには適していないと思う。そこを堂々とやっているのがずるい。シベリア少女鉄道的な、傷つきながら何度もトライアンドエラーをした果てに、ハッピーエンドに到達する展開にニンマリ。これが永遠続くと思いきや5話の予告ではタイムループを脱しているみたいで、ますます見逃せない。