あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。平成が三十路に突入したということに、平成ゼロ世代の私は慄いている。昭和が近かった時代、あんなにちやほやされていたのに、今や20世紀の遺物として昭和とくくられる側に近づいてまいりました。世代闘争してやんよ。
昨年も当ブログを御覧いただきありがとうございます。今年からご覧いただく方、どうぞご贔屓に。昨年は100本記事を出していました。想像以上の投稿数にびっくり。あとは質を高めたいですよね。バズりたいです。売れたいです。
2017年は東京に拠点を移した一年でありました。そんな2017年を使い切ってやろうと年末はあっちいったりこっちいったりでございました。
29日はVISIONのTrackmakerへ。2017年一番ハマったアーティストであるchelmicoのステージを納め、メインゲストであるTKのステージで平成のノスタルジーに浸ったわけです。そういえば私は、TKがダブルピースをしているフォトプリントTシャツを持っているのですが、着るタイミングがわかりません。
as soon as 朝帰りで、幕張方面へ。もう年末のルーティンとなっているカウントダウンジャパンへ。
結局今年も来ちゃってるやつ。参拝に近い。 #cdj1718 #cdj
KREVAがこの会場で一番大きいEARTH STAGEの出場者で最年長であったというMCに、時の流れを感じる。いつの間にかお客さんの中でも年を取った方になったのだろうか。そういえばずっと腰のあたりをさすっていた気がする。ジャンプすることに抵抗感が芽生えている。「フォー」だけで済ます観客を惨めな気持ちで見つめている。昨年マイベスト10のうち、YogeeとOKAMOTO'Sの曲を生で聴けたのが収穫。
そのあとは、地元に戻って鍋パーティーに参加。深夜から始まる鍋パーティーの楽しさったら。シンプルに市販の鍋スープを入れて、鍋らしき食材を煮て食べれば美味しいから鍋って素晴らしい。熱を帯びたのにポーカーフェイスな豆腐にくたくたのネギ。しっかり色が変わった豚しゃぶを食べながら近況報告。この年になると、僕らが思い描いていた大人の話題(結婚とか子供とか親のこととか)がちょっとずつ出てくるようになって、少しは大人になったんだなあとじーんとしておりました。
大晦日は友人たちと横浜へ。しっとり年を越したい意向を踏まえ、中華街へ向かう。カウントダウンもせず、明ける前から鳴り響く爆竹に驚いていたらいつの間にか2018年。年をとると大雑把な年越しのほうが楽なのだ。中華料理屋の前でおそろいの制服を着て爆竹を鳴らす店員たちの笑顔が記憶に残る。
そのあと、夜が明けるのを待ってランドマークタワーに初日の出を観に。文字通り雲一つない空に珍しく感動してしまった。こんなにきれいな形で初日の出を拝むのは初めてかもしれない。眺めていた横浜の市街が橙と浅葱色に染まる。
あけおーめのことよーろです #初日の出 #happynewyear #2018 #yokohama
気づいたけど、まだ日の出前だった。
友人たちと別れてからのしばらくは、寝正月の観正月を堪能しています。撮っていたあらびき団のSPも面白かったけどもやっぱり関東でもオールザッツ漫才を放送してほしい。東京で岸大介を認知している人が少ないことは悲劇だし、きんに君の暴れっぷりで首都が混乱したら良いのにと思った。
ゴッドタンの「マジ歌SP」もえげつない楽曲の出来であった。磁場が少し歪んでいたら東京オリンピックの開会式をプランニングチームに入っていたのではないか。それぐらいの日本のエンタメにおける現在進行系のクオリティを見せつけられる番組だ。
ハライチ・岩井さんがかねがね言う「お笑い」と「お笑い風」の違いって、穂村弘氏が言う「生きる」と「生きのびる」のイメージに近いのでは無いだろうか。出演者は社会で生存するために、「お笑い風」のかたちで「生き延びている」のです。社会に組み込もうとする行動が蔓延しすぎてテレビ自体が「生き延びている」状態になってしまっているの。それにみんな気づいているのに、「生き」られないのが恐ろしい。そのことをスラスラと口に出す岩井さんは究極の理想主義者なのです。
めちゃイケの日本一周ラストは涙なしには観られなかった。もう20年間のお約束をこれでもかと詰め込み、唯一の変化した環境(=SMAP解散)をしっかり受け止めて、イジっていく気持ちよさ。番組終了が決まり「生き延びる」ことを辞めた途端これだからむず痒い。元日のヒットパレードで「マスターオブセレモニー」、2日のめちゃイケで「司会のおりも政夫です」と2日連続でオカタカリーダーのMCつかみを見れたのは大お年玉でした。