砂ビルジャックレコード

カルチャーの住民になりたい

2017俺のハマった楽曲ベスト10について書かせてください

今年もいろいろな音楽を聴けて幸せでしたので、個人的なベスト10について書かせてください。

 

10位:90'S TOKYO BOYS/OKAMOTO'S

 

90'S TOKYO BOYS

90'S TOKYO BOYS

  • OKAMOTO'S
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

音楽も情報過多の時代だと言うのに、シンプルなロックでシビレさせてくれるかっこよさですよ。ソリッドな夜のシティボーイを描いた歌詞も美しい“ミラーボールの腐った匂い 大嫌いすぎて好きかもしれない”なんて、真のTOKYO BOYでないと着想できないって。TOKYOとの違いを見せつけられている90'S YOKOHAMA BOYであります。

 

 

 

 

 

9位:mode in the end/藤井隆 

mode in the end

mode in the end

  • provided courtesy of iTunes

 今年のベストメディアミックスシティボーイはどう考えても俺たちのタカシである。「light showers」のアルバム全曲"オールタイアップ"という離れ業をやりやがったものだから、パラレルワールドが立体性を持って押し寄せてくる。このアルバムもよく聞いた。特にグランバザーリーな「mode int the end」がお気に入り。

アナログテレビで見ていた深夜のCMから感じる仄かな怖さって実は好きだったのかもしれない。

 


藤井隆 "light showers" CFまとめ

 

 

 

 

 

 

8位:World is Mine/Yogee New Waves

www.youtube.com

 

今年はいいことも騒がしいこともあったYogee。「WAVES」も捨て曲なしの大傑作。春に観た「TOKYO MUSIC ODYSSEY 」にYogeeが出演していて、本当に楽しそうに歌っていたのが印象的で、MCで頻繁に「最高だなあ」という姿に平成の加山雄三を感じました。そのイメージが忘れられずにワンマンにも足を運びました。穏やかなイメージだったのに、箱が思ったよりも熱量が高かったのも発見。最高だなあ。

 

 

 

 

 

 

7位:PINKVIBES/Suchmos


Suchmos – PINKVIBES [Official Music Video]

 

なんだかんだSuchmosのワンマンに2回行ってしまっているおじさん。音源とはまた違う、ライブでの格の違いを見せつけてくる。YONCEがアイコンになる物語をリアルタイムで見れているのは幸せに違いない。かっこよすぎて「PINKVIBES」での多少の英語の発音の間違いなんかどうでもよくなってしまう。サビでシンスケ・ナカムラよろしく手をバイブさせるのが好き。ライブのとき、一番バイブしている人がいたらそれは私です。目指すは振動しすぎて、錯覚でゆっくり見えているレベル。タトゥーにも手を出しましたね。

takano.hateblo.jp

 

 

 

 

 

6位:流動体について/小沢健二

流動体について

流動体について

  • provided courtesy of iTunes

 

平成生まれだけどもオザケンは語りたいのだ。平成生まれは、きっと無意識のうちに彼の影響を受けているのだから。昨年の「魔法的」ツアーで歌っていた「流動体について」が音源になる興奮ったら。

偶然にも、この曲の歌詞と『ラ・ラ・ランド』の展開が一瞬クロスする。まるで、自分だけの星座を見つけたような嬉しさで、『ラ・ラ・ランド』を見た知人に、このシンクロを力説したっけ。

 

 

takano.hateblo.jp

 

 

 

 

5位:LONELY NIGHTS/tofubeats

LONELY NIGHTS

LONELY NIGHTS

  • provided courtesy of iTunes

 

私は、深夜の孤独を感じさせる曲に弱い。つまり、「LONELY NIGHTS」なんてタイトルだからべらぼうに弱い。YOUNG JUJUのトリッキーな言葉の落とし方も癖になる。消化不良を感じる夜ってなんであんなに寂しいのだろう。ちょうど私の体力が0%になったときに夜が終わればいいのにと思う。

 

 

 

 

 

4位:革命前夜/Tempalay

革命前夜

革命前夜

  • Tempalay
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

これも深夜を感じさせる一曲。Temparayはもっと見ておきたい(今年もっと見ておけばよかった)バンドのひとつだ。深夜の帰り道とか、ずっとイントロのメロディと“SOS応答せよ”と"君をキャッチしてー"ってひたすら口ずさんでいた気がする。口付差皆が歩くと地上から2mぐらい浮いたような感覚になれるのだ。革命の朝を見届けれずに深い眠りについてしまうけど。

 


Tempalay 「革命前夜」 (Official Video)

 

 

 

3位:SSWB/D.A.N

SSWB

SSWB

  • D.A.N.
  • エレクトロニック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

これも、深夜を感じさせる冷たさがある。私は永遠に深夜の街にいたほうがいいのかもしれない。スチールドラムの音色を聞きながら歩く冬の街は宝石のようだ(悪い意味で)。WWWで撮影した本作のMVが非常にシティだ。TOKYOという街への憧れと冷酷。YOKOHAMA BOYとしては、まだこの雰囲気に負い目を感じる。ビールを飲んで立ち向かうべし。

 


D.A.N. - SSWB (Official Video)

 

 

 

2位:千%/KICK THE CAN CREW

www.youtube.com

今年の私の音楽的大ニュースのひとつがKICK THE CAN CREWの新アルバム発売だった。復活でなく、完全復活のときを待ちに待ってたんですよ!! ノスタルジア・アクトで終わらなくて本当に良かった!!!武道館の復活祭に立ち会えた幸せ。

MCUのバースで何十リットルの涙が流れただろう、KREVAのバースで何度とろけただろう、LITTLEのバースで何度雄叫びを上げただろう。千%の確率で訪れた未来は最高の現在だった。

 

 

 

 

 

1位:金木犀 feat.鈴木真海子/TOSHIKI HAYASHI(%C)

金木犀 feat. 鈴木真海子

金木犀 feat. 鈴木真海子

  • TOSHIKI HAYASHI (%C)
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥150
  • provided courtesy of iTunes

chelmicoという存在を知ってしまったことで、私の生活が華やかになったのは間違いない。フィメールラッパーでしっかり聞かせられるというだけでもかっこいいのに、あのキャラクター。二人のキーホルダー出たらクレーンゲームで何万円も使っちゃうよ。そのために何かしらの鍵を買うよ。そのchelmicoもいいんだけども、MC MAMIKOのソロ名義・鈴木真海子の作品も好きだ。特に、バックDJである%Cのアルバムで真海子氏が参加している「金木犀」が素晴らしい。力の抜けた片思いが胸にささる。

 

 

 

 

ご参考までにアルバムのベスト10(順不同)だとこんな感じです。

 

・light shower/藤井隆

・KICK!/KICK THE CAN CREW

・EP/chelmico

・THE KIDS/Suchmos

・Deep green/鈴木真海子

・Application/DATS

・初期の台風クラブ台風クラブ

WAVES/Yogee New Waves

T2 トレインスポッティング -オリジナル・サウンド・トラック

・ベイビードライバー- オリジナル・サウンド・トラック

 

来年も素敵な音楽を聴けますように、口ずさめますように、踊れますように。