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この女優名言いたい2017(『スターシップ9』観たマン)

『スターシップ9』を観た。

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母さん、私はまた宇宙SF系を観てしまいました。お許し下さい。地球に閉塞感は感じていないと思っているんだけども、どうもこういうジャンルの映画が公開されると知ると、思わず足を運びたくなってしまうのです。どこかに、リアルとフェイクの狭間を楽しもうとする感情があるのです。

 

そんなわけで『スターシップ9』を観たのです。チケットを買うとき、窓口で一瞬『スペースシップ9』と言い間違えたのはご愛嬌。僕の心のなかにエド・ウッドが住んでいる証拠なのです。エド・ウッドの時代から大分進んで、人類は宇宙から旅立つことも選択肢として入るようになったのです。

 

主人公はエレナという女性。宇宙船に乗っているエレナはたったひとりで新しいすみかとなる星を探していた。両親も亡くし、話し相手は宇宙船のAIだけ。そんななか、宇宙船に故障が発生。故障にかけつけたのはエンジニアのアレックス。ひょんなことから出会った2人にロマンスが生まれて物語が動き出す。

 

『スターシップ9』では、ひとつ、大きな仕掛けがあるのが見どころだ。(しかも序盤に起きて、ぐるっとこの映画のトーンが変わる。)通常の宇宙SF映画的な展開とは違う仕掛けに、この“宇宙船”の到着地は一体どこなのか観客たちは固唾を呑んで見守ることになるだろう。

 

それにしても、宇宙船で孤独な生活をつづける女性、エレナを演じるクララ・ラゴさんの美しさたるや。明るいイメージをもたらすラテン系の美貌と、シンプルで冷たいイメージをもたらすボディスーツの不思議な相性も良い。筋トレしているシーンがあるのだが、そこだけで2時間やっても全然満足できる。

 

なにより、「クララ・ラゴ」と、叫びたくなるような名前なのがとてもよい。郷ひろみ感がある。郷ひろみがスペイン人女性として生まれていたら名前がクララ・ラゴだった可能性が有るのではないか。(芸名云々は気にしない)クララ・ラゴー!レニー・ハートのように巻き舌も使って言ってみよう。クルァルァ・ルァゴーー!こんなに「ら」が入っている名前の女優がいることを大黒摩季に教えてあげたい。