砂ビルジャックレコード

カルチャーの住民になりたい

大部さん好きです。(『リリカルスクールの未知との遭遇』観たマン)

リリカルスクール未知との遭遇』を観た。

 


lyrical school主演!映画『リリカルスクールの未知との遭遇』予告編

 

私が今現在、地球上で最も推しているアイドルグループが宇宙からの謎の生命体と遭遇するという映画だということなので、早速見てきました。リリスク大好きおじさんとして撮影開始の情報を知った時からとても楽しみにしていたのですよ!!

https://www.instagram.com/p/BF_EuRpoW4P/

ガチ勢なので見に来ましたよ大部さん! #lyricalschool #リリスク #movie

 

前売り券もしっかり推しメンの大部さんバージョンを買ってやってまいりました。シネマート新宿。地球に不時着してしまった謎の生命体“バムさん”を宇宙へ還すために奮闘するリリスクちゃんのアイドル青春映画。冒頭のVJ的な始まりから、擬音で言えば「じゃらじゃら」とした、おもちゃ箱のような世界観を漂わせつつ話が進んでいく。

 

バムさんとリリスクちゃんの交流はどこか噛み合いそうで噛み合わないのがほっこりする。『レポマン』的なカルト臭漂う全体な雰囲気を「東京」「アイドル」「ヒップホップ」という要素で中和し、『ベスト・キッド』的な、青春成長物語に「だるさ」をまぶしたような憎めない展開。

 

この憎めない映像の感覚、どこかで経験したことがあると思って考えていたのだがひとつ答えとして出たのが「教育テレビ」や「ポンキッキーズ」などの90年代の子供番組だった。お姉さんともふもふのキャラクターの組み合わせの、子供に見せても全く問題ないこの上ない安心感の中で、リリスクちゃんの楽曲や、四大要素などヒップホップが好きになる、音楽が好きになるエッセンスが存分に散りばめられている。日本総キッズ化させるために全国の幼稚園、保育園で流すべき映画である。園児の段階からサイファーをさせる教育。

 

もっとも、「アイドル映画は動くアイドルを楽しむ」という不変のルールに則った、ラストのライブシーンは、キラキラした屋根裏部屋のようで、大満足。大画面、大音量で感じるlyrical schoolもめちゃくちゃ良い。そういえば、セトリの順番とか関係してたのだろうか。そして「大部彩夏の映画は動く大部彩夏を楽しむ」という不変のルールに則った、大部さんの一挙手一投足は最高でした。首をかしげる大部さん、むしゃくしゃしちゃう大部さん。ありがとうございます。

 

ちなみに、この上映後にリリスクちゃんのミニライブがあったんですが、

 確実に涙腺のバルブは劣化している。