『はじまりのうた』を観た。
よくアーティストがアルバムを作るときにスタジオに篭りっきりになって作成するメイキング映像があるけど、ひとつのものを完成させるために合宿的に作成するという、ちょっと青春っぽい工程に憧れることがある。もちろん自分がこの先アルバムを作る予定なんてないんだけど、一生に一度ぐらいは自分が参加したものを作ってみたい。
この、『はじまりのうた』だが2015年冬公開だったのだが完全に見忘れていた映画だったんだけど、たまたま目黒シネマで、ジョン・カーニー監督特集として『ONCE ダブリンの街角で』と共に上映するということなので観てきた。
カーニー監督の2作品とも、劇中でアルバムを作るという展開があるんだけども、『ONCE』の方は、自分が憧れでいるスタジオに缶詰になって作るんだが、『はじまりのうた』の場合は、野外で録音するのである。環境音をスパイスとして取り込むのである。なんだそれ!それも素敵じゃん!またひとつ自分の中で憧れが生まれた。コンピュータと作曲ソフトがあるだけで、どこでも曲は作れるわけで。“移動式スタジオ”という表現にワクワクする。
音楽をメインにした映画なので、もちろん劇中の曲も抜群に素敵である。特にこの「Lost Stars」なんて琴線に触れまくった。
Adam Levine - Lost Stars [Begin Again] Complete ...
このデイブを演じてる役者さんめっちゃ歌上手いなあ。CDデビューしたらいいとこ行くんじゃないかなあとか思って見てたんだけど、のちに調べたらマルーン5のAdamさんでした。自分の浅い知識が恥ずかしい。
デイブは、ヒロインであるグレタの彼氏という設定なんだけど、このグレダ、もといキーラ・ナイトレイが歌う時の透明な声とクールな表情も美しい。キーラ版の「Lost Stars」もあったのでぜひ。
Keira Knightley | Lost Stars (Begin Again ...
体内に溜まった疲れが浄化される。ずっとこの歌声を聞いていたい。はやくサントラを買おう。なんだかキーラのことがもっと気になってしまい、Wikipediaで勉強。そこで、目に入った一文にこんなのがあった。
自他共に認める極度の貧乳であり、本人によると胸のサイズは10代から全く変わっておらず、現在でも当時のブラジャーを持っているほど。
じ、自他ともに認める極度の貧乳。。。「貧」でなく、「極貧」であり、それを自認しているなんて、愛おしい。ますます愛おしいぞキーラ・ナイトレイ!
ああ、貧乳で自虐するキーラ・ナイトレイのギター漫談が見たい。
「わたし、小学校のときは秀才だったの。通知表の評価はオールA。でも、中学や高校になって勉強のレベルがあがるとついていけなくなってBやC評価もあったのよ。でも、ずっと変わらずAのものがあったの。気になる?それは私の胸よ(ジャカジャン!)」