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『マッド・マックス 怒りのデスロード』観たマン

『マッド・マックス 怒りのデスロード』遅ればせながら観た。

 


映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』予告編 - YouTube

 

前回の「オン・ザ・ハイウェイ」に続きトム・ハーディ主演の映画を。同じ俳優が主演の作品が集中的に公開されるのってなんだかわくわくする。「オン・ザ・ハイウェイ」では乗用車でひたすらひとりで夜の高速道路を走るのに対し、「マッド・マックス」では、馬鹿でかい馬鹿みたいな車でヒロインたちの生命とともに終わりの見えない砂漠をドドドド走る。この振り幅!

 

マッド・マックスシリーズ、私は1作も観てなくて(予習しようとしたが断念)、今作品もスルーしちゃおうと茶目っ気たっぷりで構えていたんだがネットや観た人の意見があまりにも興奮してたもんだから、我慢できずに観てしまったが、そりゃあんな世界と最強濃度のキャラクターを作り上げられたら興奮するわ!そして全体を覆う神話的エピソード。たまらんすわ!

 

主人公のマックスのワイルドっぷり。口枷を外そうとしゃかしゃか削るマックス。お乳で体を洗うマックス。私自身、この夏はほどよく冷房のきいた部屋でぼーっとしていたいので、さっき挙げたことは決してやってみたくないんだけど、やってみたくないんだけどやってみたい。男としての特性を最大に活かしていると思うのだ。不思議なあこがれを抱く。

 

マックスの他にもう1人、あこがれの対象が見つけた。そう、ギターのやつ。あの炎が出るギターを操るやつである。もうなんだよあいつ。わけわからんけどカッコイイってああいうことを言うんだろうな。ギターをハンモック代わりにして寝るのもとってもクール。文明が荒廃した地球だというのにギターは進化し続けていた。Rock'n'Roll is not dead. ひたち海浜公園のグラスステージでビール片手に彼のプレイを見てみたい。

 

しかし、この「マッド・マックス怒りのデスロード」を見る際には、ビールやコーラをぐびぐび飲みながら…というのはなんだか楽しみを半減している気がする。砂漠の臨場感を自ら作り出すがごとくひたすらサースティな状態で見るのだ。そして劇内で人物が水を飲むシーンのみ飲む。勝手にDrinkというアトラクションを追加するので、最大4D+D=5Dまで行ってしまおう。ちなみにポップコーンは水分を奪うので可です。映画館の利益にご協力ください。