砂ビルジャックレコード

カルチャーの住民になりたい

ハロプロに侵されている日々

じわじわと侵されている。知らず知らずのうちに侵されている。

ハロプロ侵攻を決定づけられたのはこれだ。 

 


アンジュルム『大器晩成』 (ANGERME[A Late Bloomer]) (Promotion ...

 

この「大器晩成」という曲、自分がフォローしている方々のツイートで、

むちゃくちゃいい曲だというのを拝見したが、実際に聞く行動には移していなかった。

 

運命の夜が訪れるのは突然だった。

土曜の夜、ふと流れるエンディングテーマに体が思わず動き出す。気になるこの曲。YouTubeで調べてみよう。曲の名はなんだ…?

 

 

「大器晩成」

 

!!

 

 

つながったつながった僕の脳内回路。

確かにエンドロールは「大器晩成」と書いてあった。動体視力は裏切らない。

これが、かの「大器晩成」なのか。いつもより1.3倍速でつけるPC。

これが、アンジュルム、これが、大器晩成!!

全く心を持っていかれてしまった。その日を境にアンジュルムが気になって気になってしょうがなくなってる。

 

話は少しずれるが、年末にCDJに行った時、その時間にたまたまお目当てのアーティストがなく℃-uteのステージをほんの興味本位で観た。ロックばっかで、たまにはアイドル系の甘味が、ゆず味のシャーベットのようなお口直しが欲しかったという気持ちもあったかもしれない。

 

およそ30分のステージで、彼女たちにも心を持っていかれていた。

この5人めちゃくちゃかっこいい。全然知らない曲でも盛り上がれる。

特にお気に入りはまっさらブルージーンズ。LOVE ME LOVE ME LOVE ME LOVE ME。

年明けてすぐベスト盤借りたぐらいの衝動を起こしてくれた。(そのために会員証の更新もした。)

2014年末からじわじわとハロプロさんたちが僕の鼓膜を、心を蝕んでいるのだ。

 

考えてみれば、平成生まれな世代の人達は、知らぬ間にハロプロ魂を植え付けられている。

幼心で聞こえてたのはモーニング娘であった。大嫌いを3回言わないと大好きと言えなかったし、廊下の端から端まで「パッパラパのアチャー」と言いながら走り幅跳びをしていた。

音楽の授業でも、休憩時間と称して先生がモー娘。を流してくれたし、

鼻水垂らしまくってた僕が最初に「推し」(当時はそんな言葉なかったけど)という感情を持ったのもモーニング娘であった。(僕の初めての推しが結婚して、そして一悶着あって妖怪「クローゼット隠れ」になったショックも最近あったけど)。

 

昔と今のハロプロの音楽が違っているかもしれないけど、少なくとも自分の中では、小さい時に打たれたハロプロワクチンが、ここに来て効果を発揮しつつある状況である。早速佐々木莉佳子さん推しになりつつある状況である。