砂ビルジャックレコード

カルチャーの住民になりたい

うそにっき5

ぼくは、なつやすみにおじいちゃんのお家にいってきました

朝、起きたらおとうさんとおかあさんが「ほら、行くよ!」と

アイマスクとヘッドホンとミンティアを渡してきたので

わぁーい!やったー!おじいちゃん家に行けるぞ!と思いました

そして、かれこれ移動して、船酔いもしたしミンティア3箱開けちゃったけど

おじいちゃん家に着きました

おじいちゃん家はとても暑い地域にあって

海が赤くてポコポコいっています

マリオの敵のやつこんなのが出たり入ったりしてます

おじいちゃん家は新しくなっていて

階段に手すりがついていたり

トイレが洋式になっていたり

エスカレーターができていたり

ドアの下の溝がなくなっていたり

エレベーターができていたり

屋上と地下に駐車場があったり

1階にUNIQLOができていたりしました

おじいちゃんは「私の家もいわゆるサイズフリーってやつだよグハハハハハッゴホッカァッ」と言っていました

おばあちゃんは極度の寒がりで

洋式便座で暖をとっていました

おじいちゃん自体もなんか変わってたみたいなので

「何か、変わった?おじいちゃん?」と聞くと

おじいちゃんは冷静にぼくを平手打ちしてから

「よくわかったなあ、おじいちゃんにもやっと翼が生えたんじゃよ」と

紫色に輝く翼でぼくに往復ビンタをしました

その後、しばらく記憶が飛んでいったので

おとうさんに「どうして記憶が飛んだの?」と聞くと

おとうさんはギャルの肩に牙を刺しながら

「翼で飛ぶ。この文章に異論はないか?AH?」

と言ったのでさすがおとうさん!異論なんてない!あのときの記憶もない!あのギャルが好きなのはクラブでパーリナイ!と思いました

少しおなかがすいたので台所にいくと

おかあさんがマリオの敵のやつのチリソース煮を作っていたので

「ちょっとちょうだい!」というと

おかあさんは持ってた鎖鎌でぼくの産毛を剃った後

「ご飯まで我慢しなさい」と怒られました

スネたぼくは引きこもってやろうとトイレに行きましたが

まだおばあちゃんが暖をとってました

「おばあちゃん寒いの?」

「うん、そうじゃ」

「そこ暖かいの?」

「うん、そうじゃ」

「ちょっと引きこもりたいんだけどどいてくれない?」

「うん、そうじゃ」

「おばあちゃん下水道で泳ぎたいの?」

「うん、そうj・・・」

大のレバーを思いきりひきました

何回もひきました

大じゃなくて超レバーがあればいいと思いました

TOTOさんに出すアイデアがまたひとつ浮かんだので儲けものでした

・・・・・・・

先生「小暮くん。おしまい?」

小暮「はい!あっ!自由研究も提出します!超レバーです!これを使うとどんな物でもデーッと流れていくので

名前は「デーモン」です!!」

先生「はははデーモンねぇ…この水…赤くない?」

小暮「水は3種類から選べるようになってまして、これはそのうちのひとつ「ブラッディーギャルレッド」です」

先生「…ネーミングセンス…あるねぇ……は…はは」

小暮「授業参観だからがんばっちゃった!へへへへへへッ」

先生「お母様、どう思われます?」

小暮母「あんた、もずくくさい!!」

シュゥッ

先生「産毛がぁ!!産毛がぁ!!リアップでがんばった産毛がぁ!!」

いつも失速気味だねハートブレイク