感覚派になりたい

頭と体がしっかりシンクロしないような感覚に陥っている。

 

たとえば、街で人とすれ違うときに直感的にこの人は、自分から向かって右に避けるだろうなと思っているのに体は右に動いている。そして、結果としてお見合いしてしまい、あわあわする。そこで許されるならばジャンガジャンガしてこれはひとつのショートコントだとして紛らわしたくなる。

 

自分の直感を疑ってるわけではないが、頭でっかちになりすぎて、直感的な行動にブレーキをかけている感覚に近い。もっと直感を信じたらいいのに。直感による失敗を“大失敗“だという価値観が徐々に芽生えてきていて、それもひとつの要因なのかもしれない。

 

考えた結果こその決断が正しい。これは間違ったことではないのだが、その分析と直感のバランスがうまくいかないもので、それで、シンクロしない感覚に陥っている。考えたけど、直感と真反対の方角にすすむから不安を持ったまま動くのも、よりチグハグになる原因なんだろう。

 

これってもしかして、ひとつの老けのかたちなのかもしれない。無邪気なときは、いい意味で考えずに行動することがよいことがあったはずだ。結果や見返りという誘惑の良さを知ってしまったのもある。「なんか、こっちかな〜?」ぐらいの判断基準も残していかなければいけない。「思いついたけど、これやったところでなあ。。。」という消極的な考えもついでにやめておこう。やっちまったら笑い飛ばす。攻撃的に。

 

ふと、自分に生じた違和感を見つめ直してみると、ブルース・リーの“Don't think. Feel”という言葉が、無意識の中からにじみ出てきた。水のように柔軟に。慎重かつ大胆に。今こそヌンチャクを習うときがきたのかもしれない。