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ダルシムの現代解釈(『コンビニ・ウォーズ~バイトJK VS ミニナチ軍団~』観たマン)

『コンビニ・ウォーズ~バイトJK VS ミニナチ軍団~』を観た。

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自分の親が芸能人やセレブリティだったら、どんな人生を送っていたのだろうか。親と同じ職業?すがすがしいほどの七光を浴びる?それとも非行に走る?彼らなりの苦労はあるけども共感できるはずなんて無いから、好きなだけ妄想しちゃえ。『コンビニ・ウォーズ』は、ジョニー・デップの娘であるリリー=ローズ・メロディ・デップ(切れ目がわからない)の主演作だ。バディをつとめるハーレイ・クイン・スミスのお父さんはこの映画の監督。そう、誤解を恐れずに言うならホームムービーだ。

 

コンビニでバイトするJK2人が、 ひょんなことから、地下で眠っていたミニナチ軍団を(ミニなのが重要)起こしてしまったことからはじまるシュールなコメディだ。、、、ってか、こんなあらすじは、どうでもいいのだ。とにかく、リリーとハーレイ・クインスミスばっか見ておいてニヤニヤしておけばいい。かわいい女の子たちがキャピキャピ跳ねながらツインボーカルをやっているという映像だけでもう私は、ごちそうさまなのです。

 

ちなみに原題は"Yoga Hosers"。hoserとはカナダスラングで「野郎」とか「バカ」という意味である。実際、ヨガがこの映画の鍵になっていて、インチキなヨガをしながら、JK2人がだべっているシーンが随所にある。その空気の緩さがこっちまで伝わってきて、心が狭くなる日常のことなんてちょっと忘れてしまうのです。そして、物語のクライマックスで、いかにもコメディ映画的なヨガの使い方に私はこう思うのです。それはダルシムの現代解釈だと。でも、許しちゃう。底知らずに楽しむJKってキラキラしてるもん。

 

じゃあ最後にコンビニあるあるいきます。

コンビニのバイト店員、ジーンズ履きがち。