『DENKI GROOVE THE MOVIE?』観たマン

『DENKI GROOVE THE MOVIE?』を観た。

 


映画「DENKI GROOVE THE MOVIE ? ―石野卓球とピエール瀧―」予告編

 

小さいころに、寝ぼけまなこで朝ごはんを食べながらポンキッキーズを見ていた。あの番組の雰囲気がとても好きだった。しかし、今になってわかるがポンキッキーズってだいぶクレイジーな番組だったんだって。ピエール瀧(たしかリーゼントのピエール)がMCとしているのだから。ガキのときは面白いお兄さんだなあという印象しかなかった。こんなグループの瀧というポジションで活躍している人間だと当時知っていた子供はいたのだろうか。(確かに富士山の着ぐるみ被ったり、ケンタウルスになったりと世界観はポンキッキーズとマッチしている気がする)

 

映画は2014年のフジロックの大パフォーマンスから始まって、そこから遡る形の物語であり、どのように電気グルーヴが“電気グルーヴ”となったか、曲やアルバムの制作秘話を交えながら電気グルーヴの周辺の人間たちが証言していく。ずっといたずら少年のような2人が進んでいく25年はどこかくだらないんだけどもかっこいい。電気グルーヴの中で一番ポピュラーな曲である「Shangri-La」のエピソードは聞いている自分もなんだかワクワクできた。

 

今は丸くなった気がするけども、映画で流れる当時のライブの風景を見るからに電気グルーヴのひたすら音楽でふざけている、もしくは暴力を振るっている感じを僕たちは求めている気がする。どこかで暴力を振るいたくなる衝動を解消してくれるのが目の前にいるやばい人とやばい瀧なのだ。誰も不幸にしない暴力はこの世に存在する。しかもそれでいて共犯的にふざけることも許される。そりゃ電気グルーヴのこと好きになるさ。

 

そして、結成当時からある「N.O.」が、いろんな時代の石野卓球で堪能できるのもなんだかエモい。「N.O.」が歌い継がれるかぎり青春は続いていくのだろう。