砂ビルジャックレコード

カルチャーの住民になりたい

2015年いっぱい聴いた曲ベスト10について書かせてください

今年もドハマリした曲にいくつも出会えまして、10曲に絞るの大分苦しかったのですがどうにかこうにかまとめられたので書かせてください。ちなみに2014年のベスト3はこんな感じでした。

 

 

1位:ディスコの神様/tofubeats feat. 藤井隆

2位:オドループ/フレデリック

3位:TODAY IS A NEW DAY/木村カエラ

 

 

去年、ランキングを作ってから、今年は積極的に新しい曲に出会おうという思いが強くなりました。脳みそがひとつでは足りない。影分身していろんなものを取り入れたい。

 

 

10位:大器晩成/アンジュルム


アンジュルム『大器晩成』 (ANGERME[A Late Bloomer]) (Promotion edit(New Ver.))

1月から頭を貫かれた。Twitterで溢れ出るアンジュルムの新曲がかっこいいとの情報を知っていたが、めちゃイケでピンときてYouTube開いたらこれだもん。たった1分で耳と心は奪われるのです。それにしても、アンジュルムは激動の1年だったなあ。

 

 

 

 

9位:くりかえしのMUSIC feat.岸田繁tofubeats

 

やっぱりtofuはすげえよ。今年出したアルバム「POSITIVE」のゲストボーカル陣も豪華だけど、それをきっちり料理してしまうtofuの底力。アルバムの完成度たるや。KREVAとの「Too Many Girls」もかっこいいんだけども私はこっち。そういえばはじめてネオンが光る神戸のポートタワーをこの目で見て、「ああこれがtofuの見てた景色なのか」と感慨にふけようとしたんですが、ふもとで元気な子たちがリアーナ的なやつ爆音でかけてバイクのエンジンをブンブンしてたので速攻で帰りました。エリア078はとてもこわい。

 

 

 

 

8位:4月のマーチ/Awesome City Club

Czecho No Republicに代表されるような多幸感もりもりなバンドが大好物なんですが、このAwesome City Clubもキラキラのふわふわでとてもたまらないのです。「4月のマーチ」は女の子目線の曲でもおじさんはきゅんきゅんしております。「ティファニーで朝食を」ごっこしたくなる感じ。今年連続で出たミニアルバムも両方ともアーバン丸出しでいいのです。2015年飛躍した三大クラブといえばおかずクラブ、マツモトクラブ、Awesome City Club。

 

 

 

 

 

7位:いぎありわっしょい/最終少女ひかさ

最終少女ひかさ "いぎありわっしょい" (Official Music Video)

 今年、自分の中の新しい音楽情報の入り口として地下室TIMESなるサイトを知ってしまったがゆえに私の見える世界が存分に広がった気がする。最終少女ひかさは、このサイト内の記事で知ったバンドで初めて聴いた時のビビビ感がえげつなかった。これ、自分が中高生ぐらいだったら崇めてるだろうなあ。この「いぎありわっしょい」はスターダスト・ロケンロールって勝手に呼んでるんだけども、所々入るももクロエビ中(すなわち前山田氏)の影響が入っていることに誠に勝手ながら仲間感を覚えてしまうのです。「こっち見んな」のエネルギー弾みたいな曲も好きだ!ラモネス!

 

 

 

 

 

6位:YOU OWE ME/藤井隆


藤井隆 MV「YOU OWE ME」(short.ver)

去年、tofu氏のおかげで「ディスコの神様」からタカシというポップスターの素晴らしさに改めて気づくことができた。星野源なんかまだまだひよっこだよと、過剰なブームに苛々しているんだけども、まさかのタカシがニューアルバムリリースという吉報はたまらなかった。「YOU OWE ME」はイントロが長くて踊らせてくれる。そして飢えに飢えたところからのタカシ!このアルバムもいいんですよみなさん。なにより奥さんとコラボするなんて!限られたスターにしか許されない行為。時間があれば好きなアルバムベスト10もやろう。

 

 

5位:ワンダーグラウンド/lyrical school


lyrical school “ワンダーグラウンド”MV

そうです。今年もリリスクちゃん大好きおじさんでした。Zepp Divercityのワンマンライブもすごくカッコかわいエモかった。

 

 

「ワンダーグラウンド」の世界観は、会員制ディスコのような 、俺達だけの遊び場だぜ!な雰囲気が漂って好きなのです。好きすぎてリリスクで短歌連作を作るという。アイドルラップに短歌で対抗。

 

 

 

 

 

4位:新宝島サカナクション

まずはMVのインパクトがもうずるい。このMVのイメージが強すぎて、「新宝島」をきくとき自然と肩がドリフ揺れを起こしてます。キャッチーなのにキャッチーに感じないというか、ただかっこいいだけじゃない高尚な音楽を聞かせていただいる気持ちになります。情熱大陸も拝見しましたよ一郎さん。個人的には、20秒あたりのドラムのギアが変わる感じが大好き。ああ30日のCDJが楽しみなのですよ!!!

 

 

 

 

 

 

3位:Summer Soul/cero


cero / Summer Soul【OFFICIAL MUSIC VIDEO】

 今年は馬鹿みたいに"chill out"って口に出してた気がする。もちろん、この曲を聞いてる時は"perfect chill out"状態。夏の過ごし方にもいろいろ種類があって、基本的に冷房下で過ごすことを好む自分としては、ceroを聞きながら体の力が抜けた過ごし方がGoodなのです。これもCDJで見る予定なのだふふふ。来年の夏も「Summer Soul」でチルらせていただきます。

 

 

 

 

 

 

2位:ホリデイ/Sugar's Campaign


Sugar's Campaign - 「ホリデイ」 MUSIC VIDEO

なんとなく今までのランキングでお分かりのようですが、多幸感大好き、シティポップ大好きおじさんの私としてはこの「ホリデイ」は 、その2つを兼ね備えるとんでもないモンスターソングなのですよ。シティな恋愛ソングなのに、その家族がキャンプに行くのが見えるというか、それこそ本当に「ホリデイ」なのですよ。この曲が8人乗りのワゴンのCMソングにならないのが不思議で不思議で。この間、はじめて生「ホリデイ」を聴いてテンションが再上昇していることも合わせてご報告させていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

1位:スリラ/女王蜂

 ここ最近、電子音モリモリのポップ感じの曲が好きな傾向にあった自分ですが、この「スリラ」にバッチリしびれまくり。ひさびさにロックで新しい衝撃が走ったなあ。歌詞もきっちり韻を踏みながらもどこか文学的な幻想を匂わせるし、「最終列車に飛び乗って」や「始発で帰ろう」の歌詞の聞かせ方、耳への置き方がかっこいいのですよ。酸いも甘いも知った大人(でも夢に甘えてる)の一夜のナイトメアファンタジー。もっと評価されるべき曲だと思うんだけどなあ。

 

 

 

 

来年もヘビロテできる曲に出会えますように。