『ピエロがお前を嘲笑う』観たマン

『ピエロがお前を嘲笑う』を観た。

  


このトリックを見破れるか!?映画『ピエロがお前を嘲笑う』予告編 - YouTube

 

まずこの映画につけられた「マインドファックムービー」というカテゴリーに、おおっと思った。ハッカーの映画だから「マインドハック」ということでなく4 letter wordなんだ。セックスはセックス・ピストルズとかセックス・アンド・ザ・シティーとかをきっかけとなって声に出すことへの抵抗は無くなったんだけど、ファックはまだまだ敷居が高い。中指突き出しながら叫ぶのは楽しいけど。「FAX」を連呼して慣れよう。

  

主役であるハッカーベンヤミンの独白で物語は進んでいくんだけども、ハッカーってあんなにコード作成をカタカタとキーボードやっているのは本当なんだろうか。実際にハッカーの方にお会いしたことがないので、あの動作にどこか違和感がある。誇張表現だとしてもキーボードを巧みに操りアルファベットたちを制限時間内に複雑に編みこめるようになったら気持ちいいはず。そりゃ高レベルのコード完成したら渾身の力こめてエンターキー押すわな。パーン!

 

サイバーとリアルの世界を行ったり来たりするような気分を味わう映像表現は近未来好きの自分にとって好みだったし、音楽もEDM中心でかっこいい。一個気になるのが、ベンヤミンが所属するハッカー集団・クレイの仲間であるステファンがEDMガンガンにかけて踊り狂うところ。パンイチで拳を下につきながら踊るから小島よしおに見えてしゃあない。

 

結末が二転三転する系の映画はやっぱり観ていて楽しい。50分すぎからはじまる物語の加速に身を任すのだ。やはりこの手のもので思い浮かべるのは『ユージュアル・サスペクツ』だろう。この映画の衝撃は未だ凄くて、今でもミステリー映画を見るときになにかしらのヒントがどこかにないか画面の隅々を探してしまう。『ピエロがお前を嘲笑う』もミステリーの匂いが漂っていくに連れて、自分の脳内で「カイザー・ソゼ…」というつぶやきが再生されてしまう。あいつはまだどこかにいる。。。

 

さて、今までの感想をもとにこのパラグラフで「実は…」みたいなどんでん返しのオチを書こうとしたんだけど、全くといっていいほど思いつかないのでおしまい。マインドファックはされるものだ。