砂ビルジャックレコード

カルチャーの住民になりたい

やっぱり豆を撒かせてください

節分ってよくわからないけどワクワクする。

そのイベントとしての特殊性、”変態性”がいいのかもしれない。

鬼(の面をかぶった人間)に対して、豆を投げつけるシステムがとても誇らしいのかもしれない。

高校1,2年生の諸君は鬼の面と豆を持って登校したほうが良い。1日だけ注目の的になれる。

 

節分=豆まきという固定観念がしみついているので、未だに恵方巻き文化には慣れない。

あらかじめ決められた方角に向かって黙々と太巻きを食べ続けるシステムより豆まきシステムの方がよりアクティブで楽しいと思う。

しかも、恵方巻きの派生でロールケーキを節分に定着させようという動きが出てきているみたいなのである。

 

恵方巻きとロールケーキ・・・共通点は「巻いた食べ物」だけであろうか。

それならば、他の「巻いた食べ物」も便乗して節分に食べたら良いと思う。

例えば、春巻を黙々と食べるのも良い。時期的にも旧正月だし、ロールケーキよりは伝統さを感じる。

ロールキャベツも「巻いた食べ物」の代表格だ。ただ、太巻きと違って、持って食べるのには難がある。フォークとナイフでおしゃれに節分を過ごしたい人にはオススメだ。

ロールケーキに対抗する節分スイーツならバームクーヘンが筆頭か。輪切りでなく筒で食べるバームクーヘンを食べるなら、これは立派な大イベントだ。

さすがに、バームクーヘン1本はきついというなら、お手軽なローリングスイーツがある。ヨックモックのシガールだ。お歳暮でもらったのに、残してしまったシガールがあるならば節分のタイミングで食べきりたい。

 

これだけ「巻いた食べ物」があるなら、恵方巻きやロールケーキにこだわらずに節分を堪能できそうだ。まずは、ベーシックに恵方巻きをぱくぱくしたいと思うのだが、あの太巻きを一気に食べるというアクションを見ると、昔の、巻き寿司10m男女早食い対決を思い出す。あの豪快な食べっぷり、自分には真似できない。

 

むむむ。節分はやっぱり豆を撒かせてください。