砂ビルジャックレコード

カルチャーの住民になりたい

映画観たマン

究極の横顔映画(『ネオン・デーモン』観たマン)

『ネオン・デーモン』を観た。 www.youtube.com 高校の化学の授業を受けていたときだったと思う。周期表の不思議な配置の理由を学んだときに、心が満たされた記憶がある。「希ガス」というやつらの存在である。専門用語なんてとっくに忘れていて、説明が正し…

誰かとファミレスに行きたい、生きたい。(『僕らのごはんは明日で待ってる』観たマン)

『僕らのごはんは明日で待ってる』を観た。 Hey! Say! JUMP中島裕翔主演『僕らのごはんは明日で待ってる』予告編 おっさんが、若き日に完全に取り逃した系の正統派の青春ラブストーリー。黄昏がちな文学少年・葉山と、ズバズバと自分の意見をいう上村の高校…

チャップマン・パンク(『太陽を掴め』観たマン)

『太陽を掴め』を観た。 www.youtube.com 昨年末より公開されていた作品。岸井ゆきのさん気になるBOYなので、本年の一発目として観に行くことを決意したのです。ゆきのさんが気になるあなたには、この映画も観てほしい。 takano.hateblo.jp 東京が舞台となっ…

2016年劇場公開映画ベスト10について書かせてください

今年も「映画観たマン」で細々と感想を綴ってまいりましたが、私の好みでベスト10を付けさせていただきましたので、参考までにご覧くださいませ。2016年は怪物級の作品が多かったので10本選ぶことさえ、すっごく悩みましたよ。ええ。 10位:劇場版501 takano…

声に出して読みたい日本語、のん。(『この世界の片隅に』観たマン)

『この世界の片隅に』を観た。 映画『この世界の片隅に』予告編 私は、正直に言うと、日本の戦争映画ってどうにもおぞましい描写を連想してしまう。それ故に観ることを比較的避けてしまうクセがあるのだが、この『この世界の片隅に』という映画がじわじわと…

必死に老いてやる(『幸せなひとりぼっち』観たマン)

『幸せなひとりぼっち』を観た。 不機嫌じいさんが…!映画『幸せなひとりぼっち』予告編 とにもかくにも、この邦題に心を奪われてしまったために観に行くことを決意した。ひとりで映画を観に行く(もはや最近では友人や恋人と映画館に行くということが無理に…

狂気としての透明(『淵に立つ』観たマン)

『淵に立つ』を観た。 浅野忠信が主演 映画「淵に立つ」予告編 #Tadanobu Asano #Fuchi ni Tatsu 『ほとりの朔子』の深田晃司監督の最新作。実は、この作品を見始めるまで、朔子の監督ということを知らずに見ていた。そして『淵に立つ』を見終わったあと、私…

エゴサーチされたい(『俺たち文化系プロレスDDT』観たマン)

『俺たち文化系プロレスDDT』を観た。 www.youtube.com じわじわと私が楽しみにしていたプロレス・ドキュメンタリー映画を公開日に観に行ってきた。はじめてのバルト9。新宿はめったに行かないのでソワソワ。 バルト9バージンは『俺たち文科系プロレスDDT』…

よく噛みしめて食べたい(『築地ワンダーランド』観たマン)

『築地ワンダーランド』を観た。 築地市場を追ったドキュメンタリー!映画『TSUKIJI WONDERLAND(築地ワンダーランド)』予告編 世界最大級の魚市場である築地市場で働く人々に密着したドキュメンタリー。築地市場の仲卸業者や、食材を買い付ける高級料理店…

五後のチェン(『金メダル男』観たマン)

『金メダル男』を観た。 予告 映画「金メダル男」 僕らのチェン!ことウッチャンナンチャンの内村光良監督の最新作。原作、脚本、監督、主演の4役をするというバイタリティのすごさ。主人公の秋田泉一は二人一役。ウッチャンともうひとりは、HeySayJ…

飛行機の亡霊と戦う(『ハドソン川の奇跡』観たマン)

『ハドソン川の奇跡』を観た。 C・イーストウッド監督×トム・ハンクス主演『ハドソン川の奇跡』予告編 クリント・イーストウッド師匠の最新作。クリント・イーストウッドの最新作を公開と同時に見に行ける時代を生きていることが幸せだということは忘れては…

色気ないないおじさんvs色気むんむんおじさん(『SCOOP!』観たマン)

『SCOOP!』を観た。 『SCOOP!』予告 大根仁監督の最新作。『モテキ』で完全に長澤まさみ、麻生久美子に打ちのめされ、自分を森山未來と照らし合わせるという非道なことをした私には、これを見なければならない義務がある。 しかし、今回の主演は、キューピ…

子供→14歳→大人(『グッバイ、サマー』観たマン)

『グッバイ、サマー』を観た。 ミシェル・ゴンドリー監督の青春ムービー!映画『グッバイ、サマー』予告編 「エターナル・サンシャイン」などでおなじみのミシェル・ゴンドリー監督の最新作。ゴンドリー的世界観を、経済活動人になっても忘れてはいけないと…

『イレブン・ミニッツ』観たマン

『イレブン・ミニッツ』を観た。 様々な人物の11分間を描く『イレブン・ミニッツ』予告編 ある日の“日常”の11分を、様々な人物の目線から切り取った話である。女優とその夫、ホットドッグ屋の男、メッセンジャー、救急隊員などなど、その街で暮らしている人…

来来来世こそブレザーで(『君の名は。』観たマン)

『君の名は。』を観た。 「君の名は。」予告 『秒速5センチメートル』などでおなじみの新海誠監督の最新作。予告編の通り、都会の男子高校生と、田舎の女子高校生の中身が入れ替わったり戻ったり…というお話である。 冒頭から新海ワールド全開の映像美。ああ…

我らは、一生と実日子(『シン・ゴジラ』観たマン)

『シン・ゴジラ』を観た。4DXで。 『シン・ゴジラ』予告2 夏真っ盛りに今年一番の邦画話題作をぶちこんできました。どうせ見るなら4DXで見てやろう!と高めに払って挑んだのですよ!! 私自身こういうゴジラをはじめとする特撮大怪獣映画に対する知識が全く…

しゃぶちゃかちゃかぶーん(『日本で一番悪い奴ら』観たマン)

『日本で一番悪い奴ら』を観た。 映画『日本で一番悪い奴ら』予告編 『凶悪』で人間の「悪っぷり」を描き、私をヒリヒリさせた白石和彌監督の作品。クライムムービーなのに笑える、そして哀しい。『フィルス』的な感情の揺さぶられ方をされてしまった。ああ…

ゾグゾグしてるねん(『帰ってきたヒトラー』観たマン)

『帰ってきたヒトラー』を観た。 映画『帰ってきたヒトラー』予告編 「ヒトラー」という響きだけで、なんだかゾクゾクしてしまう私はおそらくちゃんと歴史の授業を聞いてきたのだろう。そのヒトラーが現代に蘇ったとしたら・・・と考えたらゾクゾクがゾグゾ…

ごーるでんは待っていた(『ONE PIECE FILM GOLD』観たマン)

『ONE PIECE FILM GOLD』を観た。 映画『ONE PIECE FILM GOLD』予告編 ONE PIECE大好きおじさんとして、新作映画の公開を今か今かと楽しみにしていましたよ、ええ。最近の連載だと離れ離れになっていることが多く、麦わらの一味が勢揃いしているのはむしろ貴…

昭和の逆襲(『大怪獣モノ』観たマン)

『大怪獣モノ』を観た。 映画『大怪獣モノ』予告 「特撮」という言葉にときめきを感じる人がいる。そのうちのひとりが私だ。そして「プロレス」という言葉にときめきを感じる人がいる。そのうちのひとりは私だ。そのふたつとも手に汗握るバトルドラマに大変…

うらやまシング(『シング・ストリート』観たマン)

『シング・ストリート』を観た。 「シング・ストリート 未来へのうた」予告編 いやあ、去年観た「はじまりのうた」に続き、素晴らしい作品でした。ジョン・カーニー最高かよ!なんでキーラを1回ディスったんだよ!自他ともに認める貧乳だからか? takano.ha…

『ブルックリン』観たマン

『ブルックリン』を観た。 映画『ブルックリン』予告編 1950年代のアイルランドとアメリカの2つの国で繰り広げられる、ある女性の生き様を描いた傑作。この映画に登場する女性たちはなんとたくましいことだろう。アメリカへ向かう船の中、主人公のエイリシ…

ティファニーで豆乳を(『FAKE』観たマン)

『FAKE』を観た。 映画『FAKE』予告編 “あの”事件といえば、今の日本人ならほとんど通じるであろう。“作曲家”佐村河内守を巡って起こった2014年の大騒動。大騒動のその後を、佐村河内側の目線を中心に描いたドキュメンタリー映画だ。っていうかこの騒動…

ロボットは『ッヴィーン』の時代へ(『エクス・マキナ』観たマン)

『エクス・マキナ』を観た。 映画『エクス・マキナ』予告編 「エクス・マキナ」=「EX MACHINA」というつづりから「元・機械」という意味なんだろうか。調べてみたら、どうやら、ラテン語の「デウス・エクス・マキナ(=機械仕掛けから現れた神)」との意味…

これは日常のはなし(『ヒメアノ~ル』観たマン)

『ヒメアノ~ル』を観た。 www.youtube.com この映画、ノーマークだったのだがTwitter上での評判を読んで興味が湧いて観に行ったらそれはそれは、とんでもない怪作だったわけで本当にTwitterで映画を勧めてくる人には感謝してもしきれない。「ヒメアノ~ル」…

穏便に140分(『ヴィクトリア』観たマン)

『ヴィクトリア』を観た。 映画『ヴィクトリア』予告 衝撃の140分1本勝負。ワンカットで、朝4時半のベルリンでヴィクトリアという女性に降りかかった運命の2時間20分を、1秒たりとも逃さずに目撃することができる。単純に、このシームレスな映像体験の精密…

一寸先はX(『神様メール』観たマン)

『神様メール』を観た。 映画『神様メール』予告編 ポップな世界観で、摩訶不思議なことが次々起こるファンタジーな映画であった。この世界を司っているのは、ブリュッセルにいる意地悪な神様。息子のJC(Jesus Christ)に見切りをつけて、専らPC(Personal …

大部さん好きです。(『リリカルスクールの未知との遭遇』観たマン)

『リリカルスクールの未知との遭遇』を観た。 lyrical school主演!映画『リリカルスクールの未知との遭遇』予告編 私が今現在、地球上で最も推しているアイドルグループが宇宙からの謎の生命体と遭遇するという映画だということなので、早速見てきました。…

50年代映画定食(『ヘイル、シーザー』観たマン)

『ヘイル、シーザー』を観た。 映画『ヘイル、シーザー!』予告編 舞台は1950年代の映画スタジオである。1950年代のアメリカの映画業界といえば、徐々にその力が衰退に向かっていく時期である。スタジオをドンと構えたハリウッド・システムが崩壊に向かい、…

男の復讐総決算(『レヴェナント 蘇りし者』観たマン)

『レヴェナント 蘇りし者』を観た。 映画「レヴェナント:蘇えりし者」予告 見てきましたよ。今年のアカデミー賞受賞作。「バードマン」も観に行ったけども2年連続で監督賞を受賞するなんてすごいぜイニャリトゥ師匠。 イニャリトゥ師匠と言えば、圧倒され…