砂ビルジャックレコード

カルチャーの住民になりたい

うそにっき2017

久しぶりの更新です。更新したいときは良いことや素敵なことがあったときなんです♪笑

 

今日はトコロザワが家にやってきてからちょうど7年の記念日。あ、トコロザワっていうのは私の家で飼っている沼太郎のことです。体毛がふわふわしててかわいいんですよ(^o^)

 

ずっとトコロザワと一緒にいたいけど、今日はあいにくの仕事で、しかも残業までしたので、トコロザワには寂しい思いをさせてしまいました(;_;)トコロザワは寂しくなると自分の体毛を少しずつちぎって、私の家の神棚に置く習性があるのです。ちなみに今日帰ってきたら、体毛の重みで神棚が真っ二つに割れてました。ごめんね、トコロザワ。

 

寂しい思いさせたお詫びと、トコロザワが家族の一員になって7年のお祝いとを兼ねて、今日はトコロザワの大好きな食べ物を飼ってきておもてなし。トコロザワはね不細工な顔をしてるくせに、みかんの缶詰が大好きなんですよ!

 

みかんの缶詰を缶切りで切ってると、ギコギコという音に合わせて、体を横へ縦へ揺らすトコロザワはほんとかわいいの!YouTubeに載せようか迷った(笑)そのギコギコがもう少し見たかったので結局3缶開けちゃいました。缶詰からみかんを取り出して、トコロザワのお皿に載せる。

 

そういえば多分、これは親バカって言われるかもしれないけど、トコロザワね、人間の言葉が喋れるの!沼太郎はイルカと同じぐらいの頭脳を持ってると言われるからあながち本当に喋れると思ってるんだけど。(ちなみにトコロザワはアメリカに生息するポリエスタノス沼太郎です)

 

缶詰をトコロザワの前に出したら「ス、スバシー」って言ったの!😳ロシア語で感謝の気持ちを伝えようとしてるの!すごいよね。ここ最近ピロシキばっかあげてたのが影響してるのかなあ。喜々として缶詰を食べるトコロザワを見ながら、私は取り出したみかんを一緒に食べる。トコロザワがバリボリ音を立てて食べているのを見ると、仕事の疲れも飛んでっちゃうな。

 

明日は休みで本当に良かった。神棚を直さなきゃだからホームセンターに行かなきゃ。おニューのスニーカーのためし履きも兼ねて。

 

 

 

地球で目覚めてよかった(『パッセンジャー』観たマン)

パッセンジャー』を観た。

www.youtube.com

  

2017年になって、科学の進歩により宇宙は身近になった。とは言うものの、主に東京の一路線を行ったり来たりしながらお金を稼いでいる私にとっては、全くそんな雰囲気がない。望遠鏡も持ってないし、東京は眩しすぎて夜になっても星も見えない。逆に遠い存在なのかもしれない。

 

民間人による宇宙旅行のニュースに、最初はわくわくしたが、まだ、限られたものしか体験できない状況に興奮も冷めてきた。果たして、残りの人生で私は宇宙旅行を経験できるのだろうか?

 

映画も、科学の進歩により、宇宙を舞台にした映画が増えてきた(ような気がする)。そして、宇宙映画も「宇宙で冒険する」夢物語的、異世界的な物語というよりは、「宇宙を開拓する」や「宇宙で生き残る」という、比較的現実的なものが増えてきた。

 

世界の情報がほぼ一瞬で手に入れられる時代に我々は、開拓し飽きた、生活しやすい地球ではなく、宇宙にロマンを求めだすのである。

 

この『パッセンジャー』も、「宇宙開拓」系の映画である。地球から120年離れた星を目指した移民船の中で、冬眠装置の故障により、ある男が、到着より90年も早く目覚めてしまったことから物語が始まる。

 

「早起きは三文の徳」というが、この宇宙船では「早起きは孤独死のはじまり」だ。ひとり空虚な宇宙船内をさまよう男は、やがてもうひとり早く目覚めてしまう女と出会う。しかし、男は女に対し、ある秘密を持っていた。 

 

突然、男に襲いかかる絶望的な状況設定に、同情してしまう。街のような大きさの宇宙船でずっとひとり。しかも、外には出れない。宇宙の無人島と化した船内には話し相手のAIはいるが、緊急事態を想定していないようで、助けを求めても、しらを切る。この人間とAIのシニカルなやり取りが、なんだか、この先に経験しそうなリアリティがある。

 

もしも、数十年後に、私みたいな安月給の人間でも宇宙旅行が可能な時代が来たら、行くのだろうか。臆病者だし、冬眠装置の故障で残りの人生を棒に振る可能性があるなら、地球に残留したい。

 

誰もいない朝にハッと目覚めて、人通りの少ない渋谷を歩く心地よさを知っているからには、なかなか、人生の大きな一歩を踏み出すことができない。いや、踏み出さずに地球の毛布でぐっすり寝よう。明日も地球で目覚めたい。

 

 

『花実の色』(短歌の目 第17回)

短歌の目、今月も参加させていただきます。March!

 

tankanome.hateblo.jp

 

今回の全体的なタイトルは「花実の色」にしました。暖色をイメージできるような言葉を散りばめたつもりです。

 

 

 

 
1. 草
虞美人草の種のかたちも咲く色も読み方さえも何も知らない
 
 
 
2. あま
歯根まで意識をこめてあまおうの果肉をゆっくりかじる団欒
 
 
 
3. ぼたん
ひぼたんのようだよ今のわたくしの心は。画像検索したら?
 
 
 
4. 鳥
大柄の極楽鳥は踊りだすインパチェンスからヒントを得て
 
 
 
5. 雷
ライナスの毛布からなかなか出ない桜のつぼみを起こす蟄雷
 
 
 
テーマ詠「捨」
ちぎられた花びらひとつまたひとつ敷いたチラシにたやすく積もる
 
赤色がわずかに違うね花びらとゴシック体の98円

 

 

 

 ありがとうございました。