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乱SUMMER

なんだか、体が弱くなっている。果たしてこれは老いなのだろうか、疲れなのだろうか。この夏の短さの間で2回も体調を崩している。1ヶ月間隔で崩してしまった。もうあれだ。あれと同じリズムかもしれない。あれは何とは言わないけれど。

 

もともと夏は過ごすのが苦手なのだが、今年に関しては特に自律神経が完全にぐちゃぐちゃになっている。冷房→太陽→冷房→太陽で乱され、突然のスコールで体温を奪われてDIE。インもアウトもハードウェイ。私がアプリ開発者なら体温調節機能を緊急メンテナンスしたいほどだ。

 

苦手な夏だが、楽しみもある。特に食事の面だ。冷たい麺料理を思う存分すすれる喜びがある。冷やし中華に天盛り、冷製パスタなんて格好いいね。だがしかし、この体調乱高下で残念ながら麺をあまりすすれていない。冷やし中華をもう5食ぐらい食べたいのに、もっぱらポカリスエットで体を潤す夏であった。イオンサプライばっかじゃ辛い。

 

とはいえ、あともう少し、もう少しだけ我慢すれば気温が落ち着いて、“私の季節”である秋がやってくる。とにかく秋へフォーカスを合わせ耐え忍ぶのだ、俺。秋の空気を味わうだけで幸せになれる。冷房という魔風のことを気にしなくていい。魔風の代わりに台風がよく来る。去年の9月に台湾旅行で最大クラスの台風を味わったので今年はこりごりだ。そろそろ私に、穏やかな風をくれませんか。

 

 

 

我らは、一生と実日子(『シン・ゴジラ』観たマン)

映画観たマン

シン・ゴジラ』を観た。4DXで。

 


『シン・ゴジラ』予告2

 

夏真っ盛りに今年一番の邦画話題作をぶちこんできました。どうせ見るなら4DXで見てやろう!と高めに払って挑んだのですよ!!

 

私自身こういうゴジラをはじめとする特撮大怪獣映画に対する知識が全く無い中でフラットな脳内での鑑賞体験。あ、『大怪獣モノ』最近見たけども。しかし、冒頭の東宝のロゴ“2連発”で、この映画には明らかに文脈が練りこまれていることに気づく。あー特撮サブカル野郎の血を今すぐ飲みたかった。

 

しかし、そんな知識がなくてもグイグイと引き込まれる展開。あわあわする内閣の様子なんて、5年前から生きている日本人からしたら、容易にあの瞬間と重ねあわせたのではないか。そして、2時間映画とは思えない膨大な情報量、および細部までこだわったリアリティー。未確認巨大生物が東京に上陸したら…というifを濾して濾して濾したシナリオに頭をフル回転させて、ついていく。

 

細部がすごすぎるが故の代償か、漢文みたいな肩書のやつらのセリフが次から次へと飛んで行く。登場全員総古舘伊知郎化。目の前では、ゴジラがうちの近くまで来てるし、席は揺れるし、難しい熟語がTOEFLのリスニング並に耳を通りすぎてまあまあのパニック。しかしその体験こそが面白い。

 

4DXシステムもえげつない。映画野郎にとって最高の遊び場ではないだろうか!揺れるし、風が吹くし、海上からゴジラ来たらミストプッシャー!もうびしょぬれになっていいからもっとゴジラ水遊びしてくれよ。

 

イメージとして、こういう怪獣上陸モノにおいて、我々は主要人物に対して投影できない。というのは、我々は逃げ惑う一般市民であり、避難者として描かれるからだ。しかし、この『シン・ゴジラ』では見にきた8割の”俺たち”が、対策本部のメンバーである安田を演じる高橋一生か、尾頭を演じる市川実日子に自分を投影したのではないだろうか。どこか社会になじめない感じ。でも、隠した信念を持つギークなキャラクターに惹かれ、自分と重ね合わせる。情報を簡単に共有でき、みんなで考えることができる時代だからこそ、そういう思いが出てきたのかもしれない。もう逃げ惑うだけの俺たちじゃない。ゴジラを攻略する側になったのだ。そう思うだけでも充分に爽快だ。

 

と、そういう都合をつけて高橋一生になろうとしている私のことは見逃して欲しい。見逃してくれる市川実日子さんの皆さん、お待ちしております。

 

世界の終わりは報道された

とうとう年内に世界が終わることが報道された。昨日の深夜、あまりにもあっけなくWebニュースに掲載されたので、私の心はふわふわしていたし、現実と夢がポイント故障を起こしたものだと信じていたが、今朝の様子を見ると現実に起きることだとようやく理解した。

 

生まれた頃からSMAPが染み付いている私世代にとって、今回のニュースは、自分の大切な一部が引き剥がされるような痛みだ。SMAPのかけらが自分の血や骨の元になっていたのだから、それがなくなると宣告された今、何をしたらいいのだろうか。

 

Webニュースに、大量にアップされる解散のニュースをどうしても見てしまう自分がいる。まずは、解散するという事実のみをゆっくり受け入れるべきなのに、その周りにある不確かな雑音も拾ってしまおうとする自分が醜い。そんなことどうでもいい。

 

もしかしたら、その瞬間に空が赤くなるのではないか?もしかしたら、地球から重力が消えるのではないか?そんなことが起きても全く驚かない。2017年1月1日、ぼくらはSMAPのいない現実に放り出される。ただ、そのことを想像すると、とても怖い。