砂ビルジャックレコード

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100ハサウェイあげたい(『シンクロナイズドモンスター』観たマン)

シンクロナイズドモンスター』を観た。

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そういえば、シンクロナイズドスイミングという競技の名称がアーティスティックスイミングと改められるらしい。これはかすかな大事件だろう。日常で年に1回ぐらい使う「シンクロみたいな動き」「シンクロの選手みたいな格好」という表現が過去のものになってしまう。「シンクロかよ」とつっこめば古い人間と思われてしまう。かつては看護婦さんだったものが今じゃ看護師さん。スチュワーデスじゃなくてキャビンアテンダント。女性的な名称から変わった例もあったね。変化についていかないとたちまち凝り固まってしまいそうだ。

 

さて、この『シンクロナイズドモンスター』だが、映画館へ行ったときに偶然このチラシを見つけて心を鷲掴みにされてしまった。

https://www.instagram.com/p/BYfiVmbD9ze/

このシンクロナイズドモンスターのチラシのアン・ハサウェイさん最高すぎませんか? #annehathaway #colossal #シンクロナイズドモンスター #超B級感 #2000年代初頭のギャルのピース

 

SMAPが解散し、安室ちゃんも引退を表明した2017年に目元ピースで、魅力を発揮できるアン・ハサウェイの天真爛漫な笑顔。「何ハサウェイあげますか?」と聞かれたら迷わずに100ハサウェイと答えるよ。映画のあらすじはとても簡単。このアン・ハサウェイ演じるグロリアが、怪獣と“シンクロ”してしまう映画なのだよ。

 

うん、あらすじからぶっ飛んでる。怪獣?シンクロ?え、なんで怪獣がいんの?なんでシンクロすんの?アンハサウェイと?という至極真っ当な疑問は捨ててしまおう。まずはアン・ハサウェイのかわいさに浸るのだ。アン・ハサウェイ演じるグロリアは、ズボラな性格。酒浸りの毎日でとうとう彼氏から同棲を解消されてしまう。生まれ地元に帰ってきたら、素敵な男性が登場して…てな具合だ。グズなグロリアなんだが、意外と許せてしまうのだ。毛量多いのに。手元のタトゥーとか鬼ダセえのに。愛しくさえ思えてしまう。100ハサウェイ追加であげちゃおう。

 

そう、アン・ハサウェイを愛でるような気持ちでこの映画を見ていればいいのだ。特に、グロリアが「Futon♡」と言いながら布団に倒れ込むシーンとか最高だ(そして「Futon」が英語として通じることを知る)そうすると突然、あなたはこう思うだろう。

 

思ってたんと違う!!

 

単純に怪獣とシンクロしてさあ大変、という映画だけではない。怪獣とは違った展開に翻弄されるグロリアのたくましさも素晴らしい。また100ハサウェイあげてしまった。300ハサウェイ。痛い出費だが、気持ちはすがすがしい。

 

 

愛の悪用(『GOOD TIME』観たマン)

『GOOD TIME』を観た。

 

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人間として幾年生きていると、この人とは相容れない、この人の思考回路がよくわからないという場面に遭遇することがある。「育ってきた環境が違うから好き嫌いは否めない」と山崎まさよしは歌っているが、その言葉を飲み込んだとしてもやっぱり納得できない人間と言うのはいるものだ。セロリ以上にクセがある。

 

このGOOD TIMEの主人公コニーは、セロリのクセをゆうゆう超えていく。日本の一般的な教育を受けていれば共感できない正真正銘のクズだ。弟のペニーとともに銀行強盗を実行するが、弟が逃亡に失敗し、捕まってしまう。その弟を取り戻すために主人公である兄コニーは、なりふり構わず行動に移るというお話。

 

そういえば、この監督であるサフディ兄弟の前作の『神様なんてくそくらえ』もド直球クズ映画であった。ニューヨークという大都会の片隅で過ごし、陰として扱われる若者が主人公という点も共通している。現実的なニューヨークの街並みが冷たい。もうひとつ二作を通して書かれるのは、愛だ。クズなりの愛。

 

クズも一端の人間である。愛という感情を持っている。今作でいえば、弟を取り戻すことが具体的な愛ある行動だ。ただ、取り戻すための戦いかたがえげつない。例えるならば愛の悪用だ。自らの理想を叶えるために他人の愛を利用する。人間は愛を発せられると反応してしまう弱い生き物なのだ。他人の愛を乗り継いでいく主人公のクズっぷりに嫌気がさすが、なぜか引き込まれてしまう。そう、見ている私もどこかで彼の発する愛に惹かれてしまっている。

 

作中、コニーよ、なんでだよ!!と言いたくなる行動が続く。だけども、どこかでハッピーエンドに向かうだろうと信じてしまう私がいる。(そしてコニーもどこかで信じているのだろう。)夢を見させてしまう愛の力は恐ろしい。

 

1980年代〜90年代生まれの男の特性

俺はね、知ってるんだ。手を取るように知っているんだ。1980年代〜90年代生まれの男たちがどういう考えを持っているのか知っているんだ。そこのお嬢ちゃん、もし、君の狙っているボーイが1980年代〜90年代生まれだったら、これを知っておくだけで、そのボーイは君の手のひらの上さ。知りたくないかい?そうだろ?世間はもうすぐクリスマスだ。その君の腕に吹くすきま風を好きな男の腕で塞ぎたいよな。

 

1980年代〜90年代生まれの男の思考回路を教えてやる。ただし、これはヒントだ。あくまでもヒントだが、これを知っておくだけで、ライバルたちと圧倒的な差をつけられる。それは、1980年代〜90年代生まれの男が、ひとりになったとき一度はつぶやいたことがある言葉だ。これをズバリと当ててしまって、「こいつ、俺のことわかってるのか」とさせてしまえばいい。一種のコールド・リーディングかもな。

 

それでは、授けよう。1980年代〜90年代生まれの男が、ひとりになったとき一度はつぶやいたことがある言葉を。

 

 

 

 

 

 

 

「は、橋本カンナバーロ